最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

会員の方からは自分では考えつかない穴馬を教えてくれると言われています。

東京11R 根岸S
穴ダイショウジェット 3着(10人気)

穴はダイショウジェット。隠れ東京ダート巧者で武蔵野S2着、オープンの欅SとオアシスSで1着があります。09年の欅S(ダ1400m)では同年の根岸S2着馬ヒシカツリーダーに0.6秒差をつけて圧勝しています。オアシスS(ダ1600m)ではダノンカモンに0.2秒差をつけて勝っています。09年の根岸Sではワイルドワンダー、トランセンド、シルクメビウス、サクセスブロッケンなどG1、G2級の馬に先着。叩き4戦目で調子UP。近走不振の8歳馬で人気はありませんが、ベストの東京ダートで激走があるとみています。

京都11R シルクロードS
穴モルトグランデ 3着(4人気)

穴はモルトグランデ。前8戦は[1−3−3−1]で10番手以内につけたレースは[1−3−2−0]で複勝率100%。重賞実績のある馬に先着しています。これまで差して届かず2、3着に負けていた馬が2戦前にメンバー最速の33.4秒で2着に0.3秒差をつけて勝ったことに注目。これは重賞を勝てるレベルに来たことを示しています。前走は一気に抜け出して最後に差し返されましたが、もう少しタメてゴール寸前で差す乗り方をすればスプリングソングを逆転できるはずです。

小倉11R 小倉大賞典
穴サンライズベガ 1着(6人気)

穴はサンライズベガ。前走のAJC杯は最下位に終わりましたが、休み明けで太め残り、ラスト5Fから11秒台のラップが続く展開で外を回って早めに動いたことが響いています。ハンデG3で[0−1−2−2]の実績馬がまだ55キロで出走できます。G2のオールカマーで0.1秒差の4着(ドリームジャーニーに0.1秒差)に粘ったことを忘れてはいけません。

東京11R 東京新聞杯
穴キングストリート 2着(7人気)

穴はキングストリート。芝1600mで33秒台の末脚を繰り出せる馬。内田博騎手が2枠3番を生かして内で脚をタメて切れ味を引き出すと馬券圏内がありそうです。池江郎厩舎の管理馬ですが、土曜の小倉大賞典を1番人気で3着に負けたリルダヴァルと同じ2枠3番に入っています。

東京11R 共同通信杯
穴ユニバーサルバンク 2着(6人気)

穴はユニバーサルバンク。ラジオNIKKEI杯は直線で前が詰って躓く致命的な不利がありました。スミヨン騎手の手応えから不利がなければ、馬券圏内があったとみています。松田博厩舎がスミヨン、リスボリ騎手を乗せていることに注目。これは厩舎が能力があると確信しているからこその起用。前向きさがあり、最後まで諦めずにしぶとく伸びる馬。その持ち味が今の馬場の荒れた東京コースにマッチするとみています。

東京11R ダイヤモンドS
穴キタサンアミーゴ 3着(6人気)

穴はキタサンアミーゴ。前走の松籟Sは2週前の日経新春杯に0.3秒差の好タイム。前半5F59.0秒のハイペースでラスト3Fが11.8−11.7−11.6秒の尻上がりラップだったことに注目。この流れで先行して勝っただけでも強いですが、尻上がりラップで勝ったことでもっと長い距離の適性を示しました。09年のダイヤモンドSを勝ったモンテクリスエスは同年の京都大賞典でキタサンアミーゴと同タイムの2分24秒9で走って5着に入っています。逆から見ればキタサンアミーゴは勝つ力を持っているのでは。ハンデ54キロ、08年のダイヤモンドSを勝った安藤勝騎手で激走があるとみています。

阪神12R フラワーC
穴マヒナ 3着(7人気)

穴はマヒナ。前走の菜の花賞は直線で外に出すときに他馬の進路を妨害し12着に降着になりましたが、内で我慢して切れる脚を使ったレースぶりは光りました。芝1600mでスパッと切れないため、距離延長がプラスに出るとみています。降着した馬の厩舎は巻き返すために燃えています。勢司厩舎はスマイルトゥモローなど牝馬で実績のある厩舎。ここで巻き返しがあるとみます。

新潟11R 福島牝馬S
穴ソウルフルヴォイス 3着(3人気)

穴馬ソウルフルヴォイスを狙います。前走輸送で馬体が10キロ減りましたが、入念に乗り込んで調子を上げてきました。グレイトフルSはカリバーンが強過ぎたこと(3連勝でOP特別勝ち)、早春Sは直線で不利、但馬Sは馬体減が敗因。3歳時にミモザ賞ではディアアレトゥーサ、エーデルワイスSではレディアルバローザ(前走中山牝馬S1着)に勝っています。牝馬限定、左回り、53キロ、好枠、稍重2戦2勝で激走があります。

京都11R アンタレスS
穴ゴルトブリッツ 1着(3人気)

穴はゴルトブリッツ。500万条件勝ちが強烈な内容でしたが、一気にオープン入りしました。心肺機能が高く、スピードがあり、最後までスピードが落ちません。差す競馬もマスターしています。昇級緒戦でワンダーアキュートと同じ56キロは不利ですが、私は突破できる能力があるとみています。このメンバーなら逃げた方が面白そうです。田辺騎手は重賞初制覇のチャンス。

京都11R 天皇賞(春)
穴エイシンフラッシュ 2着(3人気)

穴はエイシンフラッシュ。前走3着、距離延長で人気が落ちる想定でしたが、調教の動きが良過ぎて人気になりました。ひと叩きされたことでグンと良化。昨年のダービーを勝ったときの状態にほぼ戻っています。ラスト5Fはダービーが58.7秒、神戸新聞杯が57.9秒、産経大阪杯が58.5秒で全て高速ラップでまとめていることに注目。これは末脚の持続性能が優れた証しでスタミナもあることを示しています。キングズベスト産駒はコスモメドウが3000m超で1、1、2着とブレイク。エイシンフラッシュの母ムーンレディはドイツのセントレジャー(日本の菊花賞)を勝っています。実績は2000mに集中していますが、長い距離で真価を発揮するのはこの馬。道中はトゥザグローリーを徹底マーク。メジロマックイーンを負かしたライスシャワーの乗り方で一発があるとみています。

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