最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

京都11R 京都金杯
穴ヤマニンウイスカー 3着(7人気)

穴はヤマニンウイスカー。前走キャビタルSを逃げて1分32秒1の好タイムで勝ちました。18番人気での勝利だったため、ハンデキャッパーはフロック視してハンデは3キロ減の53キロ。キャピタルS3着のトーセンレーヴは0.5キロ増ですから、これはかなり有利です。菊花賞6着で長い距離を使われてきましたが、芝1600〜1800mで逃げまたは先行したときは[3−1−0−2]。実は芝1600mの適性が最も高かったのでは。京都はAコースに変更されて内側にグリーンベルトがあります。このグリーンベルトを最も生かせるのが逃げるヤマニンウイスカー。前走はフロックではなく、53キロ、武豊騎手で激走するとみています。

京都11R きさらぎ賞
穴タマモベストプレイ 1着(6人気)

穴はタマモベストプレイ。前走シンザン記念は好位から伸び切れず0.2秒差の3着に終わりましたが、千両賞を好タイムで勝ったカオスモスとの叩き合いに勝ちました。芝1400mで切れる脚を使って勝った2戦は前半5F59.1秒、60.0秒でしたが、前走は58.6秒で上がりが掛かりました。切れる脚を使えなかったのは流れもあるのでは。今回はメンバー的にスローペースが濃厚。スローペースなら距離をこなして切れる脚を使えるとみています。4戦連続で京都芝を使い、4戦とも内枠に入りました。京都芝、内枠の経験値はメンバー最上位です。間隔が空いた前走を使われて最終調教は絶好の動き。好位の内からしぶとく伸びて粘り込むとみています。

東京11R 共同通信杯
穴マイネルストラーノ 3着(9人気)

穴はマイネルストラーノ。前走は惨敗しましたが、差し馬向きの展開でした。ホープフルSで2着に入ったように力はあります。芝2000mの3戦は上がり3F35秒台ですが、芝1800mの3戦はメンバー1、2位で33.2秒、34.3秒、33.7秒。左回りの芝1800mでは2戦とも33秒台で上がっています。前走惨敗で人気がありませんが、ベストの芝1800mで切れる脚を使えば巻き返しがあるとみています。芝1800mの3戦はスタートが遅く位置取りが悪くなりましたが、今はスタートが良くなりました。激走するにはスローペースで好位の内で脚をタメることが条件になります。

阪神11R チューリップ賞
穴クロフネサプライズ 1着(3人気)

穴馬クロフネサプライズを狙います。前走阪神JFは前半3F34.1秒、5F57.8秒のハイペースで2番手から粘ってクビ差の2着に粘りました。前に行って粘ったのはクロフネサプライズだけ。2〜7着は11番手以下からの追い込みでした。15番人気でしたが、能力がないとあの走りはできません。今回は阪神JFのようにハイペースにはならず、前が残りやすい馬場、時計の掛かる稍重と条件が揃いました。3番人気でも単勝6倍以上なら穴で妙味。逃げまたは2番手から粘り込むとみています。

阪神8R 阪神スプリングJ
穴シゲルジュウヤク 1着(5人気)

穴はシゲルジュウヤク。昨年新潟ジャンプSを勝ち、東京ハイジャンプで3着に入りました。前走は休み明けで馬体が20キロ増えていたため度外視。5歳馬でまだ上積みが見込める馬。叩き2戦目、障害戦で好調の中村騎手で激走があるとみています。

阪神11R フィリーズレビュー
穴ナンシーシャイン 2着(4人気)

穴はナンシーシャイン。前走春菜賞を逃げて圧勝しました。マクドノー騎手は日本の芝戦で勝ったのはこのレースのみ。折り合いが難しかった馬がゆったりとした流れで折り合って切れる脚を使ったのです。精神面が成長してきたのでは。小柄でもフットワークにバネがあり、最終調教の動きは絶好でした。大野騎手が1枠からロスなく回って持ってくるとみています。

中京11R ファルコンS
穴エールブリーズ 3着(5人気)

穴はエールブリーズ。シンザン記念は好位からしぶとく伸びて0.5秒差の7着。1F長い距離でメンバーレベルを考えると走っています。今回は[1−2−1−1]でベストの芝1400m。前走6着は離れた最後方から追い込んだもので度外視。あの着順がこの馬の能力ではありません。前走負けて人気を落としたここが狙い目。社台が外国人騎手を乗せて勝ちにきています。差しが決まる展開になると一発があるとみています。

阪神11R 毎日杯
穴ガイヤースヴェルト 2着(6人気)

穴はガイヤースヴェルト。前走はハナ差の2着に負けましたが、大外枠からロスのあるレースで最後までいい脚を使いました。4着インカーテーションは次走沈丁花賞を圧勝しています。初芝ですが、新馬戦を勝ったビュイック騎手は「芝でも大丈夫」とコメント。父ダイワメジャー、母の父フレンチデピュティなら芝は問題ないのでは。キズナを除くと2番手以下は混戦メンバー。デビューから3戦連続で外国人騎手を乗せているように陣営の期待が大きい馬。阪神芝1800mは直線が長く末脚の持続力が必要ですが、ガイヤースヴェルトはパワーと末脚に持続力の兼ね備えたタイプでいい脚を長く使えます。この持ち味が今の馬場が重い阪神にマッチするのでは。好位からしぶとく伸びて馬券圏内に粘り込むとみています。

中京11R 高松宮記念
穴ドリームバレンチノ 2着(2人気)

穴はドリームバレンチノ。昨年のスプリンターズSではスタートで挟まれて位置取りが悪くなり、直線で狭い内を捌いてロードカナロアとは0.1秒差でした。函館スプリントSではロードカナロアを外から被せて仕掛けを遅らせて勝っています。ロードカナロアとはそれほど差がないのでは。ローカルの芝1200mでは[6−2−0−2]で休み明けを除くと[4−2−0−0]で連対率100%。中京は直線で坂を上がってから平坦のため、ローカル適性が問われるんです。新コースになった芝1200mで松山騎手は23戦してトップ。岩田騎手は1戦しかしていません。ロードカナロアは社台の馬でないため、断然人気でマークがきつくなるはずです。ローカルコースの適性、松山騎手と岩田騎手の経験の差、マークの差で逆転の可能性が少しあるとみています。2番人気ですが、ロードカナロアに勝つ可能性があるという点で穴馬として狙います。

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