最近激走した穴馬
■最近激走した穴馬の予想コメント
東京11R フローラS
穴サングレアル 1着(4人気)
穴はサングレアル。新馬戦はスローの上がり勝負を後方から2位の33.3秒で差し切って快勝。レースのラスト3Fは11.4−10.9−11.6秒の高速ラップでした。前走福寿草特別は後方から2位の33.8秒で上がって4着。外から被せられて目一杯に追えませんでしたから度外視。芝2000mでも33秒台で上がれました。2着ハギノハイブリッドは土曜の新緑賞を楽勝しました。ブエナビスタの半妹で松田博厩舎の管理馬。小柄な馬体で見栄えはしませんが、前走2分00秒7で走ったように力はあります。開幕週の馬場、芝2000m、スローペース、内枠、岩田騎手で一発があるとみています。
東京11R 青葉賞
穴ショウナンラグーン 1着(10人気)
穴はショウナンラグーン。大久保洋調教師は来年2月で引退するため、祖母にメジロドーベルが入っているこの馬で勝負にきています。前3戦は3、2、3着に終わりましたが、上がりは1位、1位、2位で必ず切れる脚を使っています。勝ち切れませんが、勝てる位置につけて勝負にきていないだけなのでは。今回は2着以内に入らないとダービーに出走できませんから、中団につけて勝負にきます。父シンボリクリスエスは青葉賞勝ち馬。全く人気はありませんが、直線で馬群を割って馬券圏内にくるとみています。
京都11R 京都新聞杯
穴ガリバルディ 3着(5人気)
穴はガリバルディ。共同通信杯で馬体が16キロ減って惨敗しましたが、次走馬体が18キロ戻って2着に入りました。少しずつですが、馬体が成長してきています。3戦前の福寿草特別は大逃げから離れた4番手から2位タイの33.8秒で伸びて3着。直線で届かないとみた福永騎手は一杯に追いませんでした。同じようなレースをした4着サングレアル(上がり2位タイの33.8秒)は次走フローラSを勝っています。要するに福寿草特別は特殊な展開で力関係が反映されていないんです。ガリバルディは仕掛けてからトップスピードに乗るまでに時間が掛かりますから、距離延長、坂の下りで勢いをつけられる京都外回りは合うはずです。メンバー唯一のディープインパクト産駒。前走芝1600mを使ったのは、ここで人気を下げるためと短い距離で馬をピリッとさせるため。トップスピードを持続できるタイプ。直線で厳しい位置にいてもスピードの持続力で最後に突っ込んできます。
東京12R 目黒記念
穴マイネルメダリスト 1着(8人気)
穴はマイネルメダリスト。2戦前にサンシャンSを後方から捲ってクリールカイザーに勝ちました。クリールカイザーは次走湾岸Sを好タイムで圧勝しています。前走大阪−ハンブルクCは中団からメンバー3位の34.1秒で伸びて頭+クビ+頭差の4着。神戸新聞杯2着馬マジェスティハーツ、菊花賞3着馬バンデとタイム差なしの接戦に持ち込んだんです。昇級戦で重賞実績馬と勝ち負けしたように本格化してきたのでは。これまでは先行していましたが、控えるレースで末脚の威力が増してきたことに注目。これが中団差しが決まりやすい目黒記念にマッチするとみています。前走勝ち馬と同タイムでも4着に負けたことで再度54キロで出走できます。一発の可能性があるとみて1着に入れて狙います。
東京11R エプソムC
穴マイネルラクリマ 2着(4人気)
穴馬マイネルラクリマを狙います。芝1800mは[1−2−0−3]で4着以内を確保。昨年七夕賞を勝ち、小倉記念で3着に入ったように栗毛の馬で暑くなると調子を上げるタイプ。昨年の朝日CCでは58キロを背負って0.2秒差の4着、今年の中山記念では0.6秒差の4着に粘りました。中山記念はジャスタウェイが強過ぎましたが、レベルの高いメンバーで2〜4着が同タイムでした。今回はG3のメンバーですから、G2で勝ち負けした実力を発揮できれば勝つチャンスがあるのでは。東京は馬場が荒れて時計、上がりが掛かる点もプラスに働くはずです。香港で惨敗して帰国初戦で実力より人気がない今回が狙い目です。陣営は勝ち負けできるとみて川田騎手を確保。早め先頭からしぶとく粘るとみています。
函館11R 函館スプリントS
穴ローブティサージュ 2着(6人気)
穴はローブティサージュ。阪神JFを勝った後に不振に陥りましたが、2戦前の阪神牝馬Sで4番手から早めに抜け出して同タイムの3着に粘って復調しました。芝1200mは初めてですが、芝1400mは[0−1−1−0]でファンタジーS2着、阪神牝馬S3着があります。これまで前半5Fが57秒台で流れたときは[1−1−1−0]で阪神JF1着、ファンタジーS2着、阪神牝馬S3着。要するに速い流れで折り合いがつくとしぶとい脚を使うタイプなんです。函館芝1800mの新馬戦を最速上がり&ラスト3F尻上がりラップで楽勝した馬。函館の重い馬場の適性は高いです。函館スプリントSは洋芝の阪神芝1400mで強いレースをした馬が激走するのがパターン。今年はローブティサージュとガルボが該当します。初の芝1200mで人気はありませんが、好位から早めに先頭に立ち、短い直線を味方に粘り込むとみています。ガルボは58キロを背負って安田記念5、7着、京都金杯3着がありますから斤量をこなすタイプ。今回はストレイトガール以外はメンバーは弱くなっていますから、好位からしぶとく粘るのでは。
東京11R ユニコーンS
穴バンズーム 3着(7人気)
穴はバンズーム。デビューから4戦は芝を使われ、2、1、3、2位の上がりを繰り出して3、2、2、2着に入りましたが、走法&血統面を考慮してダートに転戦しました。ダートでは1、1、2位の上がりを繰り出して1、1、3着。芝でもダートでもメンバー3位以内の上がりを繰り出して3着以内を確保しています。要するに走れる適性の幅が広いんです。雨が降ってスピードが問われる脚抜きのいいダートになりましたから、芝で速い上がりを繰り出して好走した経験がプラスに働くのでは。内枠に入ったため、道中は内で脚をタメられそう。アジアエクスプレスが強引に勝ちに行って前に行った馬を潰すと馬群がバラけますから、内から捌けるはずです。アジアエクスプレスがラスト1Fから脚色が衰えると内から忍び寄って一発があるとみています。フェブラリーSをコパノリッキーで勝った田辺騎手は東京ダ1600mで乗れています。久保田厩舎の馬は脚抜きのいい東京ダートで激走する馬が多いです。
福島11R ラジオNIKKEI賞
穴ウインフェニックス 3着(7人気)
穴はウインフェニックス。2桁馬番では[0−0−0−3]に対し、1桁馬番では[2−3−2−0]。さらに3番枠より内枠なら[2−2−0−0]で連対率100%。内枠から馬を前に置いてロスなく回って直線で抜け出すのが勝ちパターン。前2戦は11番、14番枠で5、11着に終わりましたが、今回は2枠3番に入りました。芝1800mは[1−2−0−0]でベストの距離。今回のメンバーでOP以上で連対がある馬の中で最も斤量が軽いのがウインフェニックスなんです。百日草特別でピオネロに負けましたが、直線で前が壁になって外に持ち出す大きなロスがありました。内枠からロスなく回って直線で捌ければ一発があるとみています。
札幌11R クイーンS
穴アロマティコ 2着(6人気)
穴はアロマティコ。前走巴賞を勝ちましたが、追い込み脚質が嫌われて人気がありません。重賞では[0−0−3−7]で連対がありませんが、7〜9月の重賞に出走するのは今回が初めてなんです。夏に調子を上げるタイプで7〜9月は[3−0−1−0]、芝1800mでは2戦2勝。休み明けは[4−0−0−2]ですが、叩き2戦目は[0−0−1−4]で3着止まりですが、叩き2戦目が7〜9月だったことはありません。前走巴賞を勝ったように暑くなって調子を上げていますから、重賞でも勝ち負けできるのでは。前走巴賞は最内から追い込みましたが、今日の札幌なら外捲り。先行馬が揃って差し馬向きの流れになると一発があるとみています。
新潟11R アイビスSD
穴フクノドリーム 2着(5人気)
穴はフクノドリーム。アイビスSDで穴をあけるのは、スピード、馬格、軽量の条件が揃った馬。フクノドリームはメンバー唯一の3歳馬で斤量は最軽量の51キロ。前走474キロで牝馬としては馬格もあるんです。1200m以下で逃げたときは3戦3勝ですからスピードもあります。前走古馬相手にハイペースの厳しいレースを経験したことが今回に繋がるのでは。先行して軽量と外枠を味方に粘り込むとみています。
新潟11R レパードS
穴クライスマイル 2着(7人気)
穴馬クライスマイルを狙います。ダート2戦2勝がともに好位から抜け出し最後に余力を残す楽勝でした。前走良馬場で1分36秒7で勝ちましたが、翌週のユニコーンSは稍重で1分36秒0でした。クライスマイルは54キロ、ユニコーンSを勝ったレッドアルヴィスが56キロ。クライスマイルは最後余力を残していましたから、斤量差を引いてもレッドアルヴィスと近い位置にいるのでは。前走500万条件を勝ったばかりで人気はありませんが、前2戦のレースぶり、調教の動きを見ると重賞実績馬に引けをとらない能力を持っています。レパードSは逃げ先行馬が揃って厳しい流れになるのがパターン。中団の少し前につければ、末脚の持続力で差し切りがあるとみています。人気がないここが狙い目です。
[Home]