最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

京都11R 京都金杯
穴エキストラエンド 2着(4人気)

穴はエキストラエンド。昨年の京都金杯を1枠2番から勝ちましたが、今年は1枠1番に入りました。内が有利な馬場で2年連続で1枠というのはある意味、奇跡の枠。社台の馬だからでしょうか。昨年より2キロ重い57キロを背負いますが、背負い慣れた斤量で1枠からロスなく進められそうですからこなせるのでは。昨年10月以降の重賞で角居厩舎は5番人気以内なら[4−4−1−3]で複勝率75%。フルーキーにも当てはまりますが、エキストラエンドも一発の可能性があります。昨年暮れの重賞で大活躍したディープインパクト産駒。今回の出走馬でディープインパクト産駒はエキストラエンドだけです。内ラチ沿いで脚をタメて最後に内から突っ込んできます。

中山11R フェアリーS
穴ノットフォーマル 1着(11人気)

穴はノットフォーマル。ハイペースで流れたクローバー賞(札幌芝1500m)で不利な外枠から大外を回って半馬身差の2着。勝ったトーセンラークはアルテミスSで3着に入りました。きんもくせい特別では直線で不利があり0.4秒差の3着。勝ったコメートはホープフルSで2着に入りました。ノットフォーマルも重賞でやれる力があるのでは。前走赤松賞(大外枠)は後方からメンバー最速タイの33.6秒で伸びて0.7秒差の8着に終わりましたが、高速上がりを繰り出せることが分かりました。本来は好位からしぶとい脚を使うタイプ。今回は2枠4番の好枠に入りましたから好位づけ。直線でしぶとい脚を使って粘り込むとみています。

京都11R 日経新春杯
穴アドマイヤフライト 3着(7人気)

穴はアドマイヤフライト。昨年の日経新春杯でサトノノブレスにクビ差の2着に入りましたが、今回はサトノノブレスが55→58キロに対し、アドマイヤフライトは56キロのままで出走できます。休み明けでも仕上がりがいいですから、2キロ差があれば逆転できるのでは。京都芝は[2−2−1−1]、芝2400mは[2−2−0−0]でベストの条件。530キロを超える大型馬で成績を見ても寒い時期が稼働期。昨年は重賞実績がなく56キロは見込まれましたが、今年は日経新春杯2着があるのに近走不振で昨年と同じ56キロなら恵まれたのでは。中団から差すレースで一発があるとみています。

中山11R AJC杯
穴エアソミュール 3着(2人気)

穴はエアソミュール。ゴールドシップを負かす可能性があるという点での穴馬。芝2200mは2戦2勝。2戦ともスローペースで先行してラスト4Fを高速ラップでまとめて押し切っています。レースのラスト5Fは58.2秒、58.1秒、ラスト4Fは46.1秒、45.7秒。ゴールドシップはラスト5F58秒台になったレースを勝ったのは先行して抜け出した共同通信杯だけ。先行すればしぶとい脚を使って粘りそうですが、出遅れて後方から追い込んだときに、スローの上がり勝負でラスト5Fが速くなると届かない可能性があるんです。エアソミュールは折り合いに不安がありますが、Cデムーロ騎手は3回騎乗して1、3、4着。こういう折り合いの難しい馬が外国人騎手が騎乗すると折り合ってまじめに走るんです。スローの上がり勝負で好位の内で折り合えれば、高速ラップでまとめて一発があるとみています。

京都11R 京都牝馬S
穴ケイアイエレガント 1着(9人気)

穴はケイアイエレガント。昨年の中山牝馬Sでキャトルフィーユと2着同着、福島牝馬Sでキャトルフィーユにクビ差先着して重賞初制覇。ヴィクトリアマイルでは5着キャトルフィーユに0.2秒差の6着。500キロを超える大型馬で斤量はこなすタイプ。外枠に入りましたが、スタートを決めて先行する作戦。荒れ馬場をこなすパワータイプ。今の適度に荒れた馬場を味方に粘り込むとみています。

阪神11R アーリントンC
穴ヤングマンパワー 1着(9人気)

穴はヤングマンパワー。前走ジュニアCは本命で狙いましたが、頭+クビ差の3着。大外枠から外を回っていい脚を長く使い、新馬戦のタイムを3秒詰めました。OPで通用するメドは立ちました。阪神は開幕週でも少し重いですから、馬格がありパワータイプのヤングマンパワーに有利な設定。今日の馬場なら大外から差し切りがありえるとみています。

中山11R 中山記念
穴ステファノス 3着(4人気)

穴はステファノス。前走富士Sを直線一気で勝ちました。距離が長いと詰めが甘くなるため、ベストは芝1600〜1800mなのでしょう。休み明けで調教の動きは目立ちませんでしたが、馬体を見ると昨年より成長しており、仕上がりも良さそうです。休み明け、調教の動きが地味、大外枠と狙えない条件が揃ったように映るかもしれませんが、馬体を見ると仕上がりはいいですし、芝1800mはベストで雨で馬場が渋っても問題ありません。これは私の感覚的なものですが、なんかわざと人気がなくなるような設定に見えるんです。皐月賞とセントライト記念でイスラボニータとは0.2秒差でしたが、今回は斤量2キロ差があることは見逃せません。一発の可能性があるとみています。

阪神11R チューリップ賞
穴ココロノアイ 1着(5人気)

穴はココロノアイ。アルテミスSでレッツゴードンキに勝ち、阪神JFはレッツゴードンキに0.1秒差の3着。アルテミスSは向こう正面で掛かって外から上がって行く強引なレースでしたし、阪神JFは外が伸びる馬場で内を突きましたから、レッツゴードンキとは差はないのでは。母系にマックスビューティがいる牝馬クラシック一族。ステイゴールド産駒で重い馬場は苦にしませんから、今の阪神の馬場は合うはずです。メンバー的に流れは緩みそう。横山典騎手が先行して粘らせるとみています。

中山11R 弥生賞
穴ブライトエンブレム 2着(4人気)

穴馬ブライトエンブレムを狙います。札幌2歳Sで最後方からメンバー最速の35.8秒で大外一気を決めました。小回りの札幌でかなり外を回りましたが、直線で交わしてからまだ余裕がありました。これはもっと長い距離をこなせることを示しています。3着レッツゴードンキは阪神JF2着、6着アルマワイオリは朝日杯FS2着ですから、レースのレベルが高かったのでは。稍重の新馬戦で大外一気を決めたように緩い馬場は苦にしません。土曜の黄梅賞で札幌芝1500mの新馬戦を勝ったダイトウキョウが勝ったように札幌と今の中山はリンクするんです。後方から大外を捲るレースになりますが、いい脚を長く使って差し切る可能性があるとみています。

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