■2/19 大物3歳馬出現! エストレーノ

2/17のヒヤシンスS(東京、ダ1600m)の勝ち馬エストレーノを取り上げないわけにはいかないだろう。まずフェブラリーSとのラップ比較をしてみたい。

ヒヤシンスS  12.9-10.5-10.9-11.8-12.2-12.3-12.9-13.1(1:36.6)
フェブラリーS 13.0-10.8-11.3-11.7-12.0-12.0-12.0-12.3(1:35.1)

エストレーノは武豊騎手の抑えが利かずにかかって逃げたように前半3Fは 34.3秒でフェブラリーSの35.1秒より0.8秒早い。00年のフェブラリーSの33.7 秒よりは早くはないが、3歳のこの時期だけにこのラップで行ったら最後はバタバタになっても不思議でないが、一杯になりながらも余裕を持ってゴールしたのだから恐れ入った。最後まで首を下げて重心の低いフォームで走ったように心肺面の強さは相当なものがありそうだ。

それほど強気なことを言うことのない池江調教師がレース前にオープンで力負けすることなんて考えていないと言わしめるほどの好素材。池江調教師がフロリダのセールでひと目惚れしてオーナーに購入してもらったと経緯があるそうだ。

武豊騎手がレース後に来年の今日はメーンを走っているかもと話していたようだが無事に行けば現実になるかもしれない。ただし、芝も走らせて見たいだろうし、まだ分からない。レースでかかって行ったように気性はまだまだ子供。これから一戦一戦レースを使いながら覚えていくことになる。馬体は550キロ台と大きく、やや切れ味に欠ける印象があるので、そのあたりが今後どうなっていくか注目したい。ドバイのUAEダービーに登録をすませているが、選出されれば出走する方向だそうだ。


エストレーノ
(外) 牡3歳 鹿毛
[西]池江泰郎厩舎
父:Holy Bull
母:Knight Prospector
母父:Native Prospector
全成績:2-0-0-0
誕生日:1999/4/30

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