■5/24 タニノギムレットはダービー馬になれるか?(後編)

さあ日本ダービー。タニノギムレットはダービー馬になれるかと聞かれたら、答えはYES。
その根拠は、私のイメージ通りに馬体が仕上がってきたからだ。あとは状態面。
厳しいローテーションを心配していたが、パドックの外側を引き手をグイグイ引っ張っ
りながら進む姿をやっとイメージできるようになったのも大きな理由だ。

ギムレットは、まだ完全にベールは脱ぎ捨てていないが、一戦ごとに少しずつ着実
に脱ぎ捨ててきた。間違いなくこの春は今回がピークの仕上げ。NHKマイルCは調教
で余裕を残したが、スプリングSと皐月賞で激走した反動がやや出ていたという
のが強めに攻められなかった理由だろう。

確かにローテーションは厳しい。ただタニノギムレットのような馬はこれまでいなかった
のだから、例外を作って当然だろう。まだ展開や馬場状態などまだ読みきれて
いないところはあるが、ギムレットがダービー馬になる確率はかなり高いはずだ。

モノポライザーの橋口調教師が武豊騎手に「1番強い馬に乗れ」と言った言葉の裏
には、名調教師の目にもギムレットの強さがはっきりと見えていたからだろう。

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