■1/26 華麗なる一族 スピードの持続力を受け継いだダイワスカーレット

中京2歳Sで強い勝ち方をしたダイワスカーレットを取り上げたい。新馬戦は前半5F65.5秒の超スローペースだったが、レースのラスト5Fが11.8-11.8-11.6-11.6-11.8秒で全て11秒台で58.6秒。前半の流れが遅かったとはいえ、11秒台のラップを最後まで持続して押し切ったダイワスカーレットのスピードの持続力は相当。続く中京2歳Sではレースのラスト3Fが11.5-11.0-11.3秒で2番手から抜け出して快勝。ここでもスピードの持続力を見せつけた。

3戦目のシンザン記念はアドマイヤオーラに外から一気に交わされて2着に敗れたが、直線で内でもたれるロスがあった。レースのラスト3Fは11.7-12.0-11.2秒でスピードの持続力より切れ味が問われたこともあるのだろう。半兄ダイワメジャーもスピードの持続力があるが、父がアグネスタイキオンになって切れ味が備わった印象。松田国厩舎の馬で坂路で推進力のある走りをする。ベストは2000m前後で秋華賞はかなり有力だが、絶対能力の高さで春もやれそうだ。

★ダイワスカーレット
牝3歳 栗毛
[西]松田国英
馬主:大城敬三
生産:社台ファーム
父:アグネスタキオン
母:スカーレットブーケ
母父:ノーザンテースト
全成績:2-1-0-0
誕生日:04/05/13

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