■5/5 スピードの持続力でダイワメジャー超えを狙うシンゲン

未勝利戦から3連勝中のシンゲンを取り上げたい。函館芝2000mの未勝利戦は逃げて3馬身差で圧勝。その後休養して今年2月に東京芝2400mの500万条件で復帰したが、3番手から抜け出して3馬身半差で圧勝。勝ちタイム2分26秒1は東京競馬場グランドオープン記念(OP)、青葉賞(G2)より早く今年の最速タイム。レースのラスト5Fは59.1秒は優秀でキャリアわずか3戦の馬が出せるタイムではない。しかもアンカツが東京に遠征したため予定を繰り上げて仕上がり途上で使ったというのだから驚く。

続く東京芝1600mの甲斐駒特別(1000万条件)は2番手から軽く仕掛けただけで2馬身半差の楽勝。重馬場で1分35秒6は優秀。JRAはシンゲンの能力を見抜いていたようで東京の2戦は大外16番枠に入れている。ロスのある枠からスタートしてこの楽勝。パドックでは馬体の作りが目立ち大物感があるし、これまでの走りから能力と心肺機能の高さは相当。これから鍛え上げればスピードの持続力を武器に重賞を勝てそうだ。甲斐駒特別を勝ったシンゲン。大化けを期待してみたい。

★シンゲン
牡4歳 黒鹿毛
[東]戸田博文
馬主:花木照人
生産:社台ファーム
父:ホワイトマズル
母:ニフティハート
母父:サンデーサイレンス
全成績:3-1-0-1
誕生日:03/02/20

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