■1月8日 ブルーコンコルドの服部厩舎からダートの大物 セイクリムズン

芝では[0−2−0−4]で勝てなかったが、ダートでは[4−1−0−2]で現在2連勝中。休み明けを除き、ダ1200〜1400mなら[4−1−0−0]で連対率100%。3走前の1000万条件は前半3F33.4秒のハイペースで前に行った馬が止まる中、2番手からクビ差の2着に粘って底力を示した。2走前は中団に控えてメンバー最速の35.6秒で差し切り勝ち。前走も中団からメンバー最速の34.7秒で差し切り勝ち。馬が差す競馬を覚えて活き活きと走っている。この内容なら重賞、オープンでも通用する。

昨年暮れにダート重賞10勝のブルーコンコルド(主戦・幸騎手)が引退したばかりだが、また服部厩舎&幸騎手のコンビからダートの大物が現れた。父はエイシンサンディ、母の父サウスアトランテイツクと血統は地味だが、使うごとに馬体の造りが良くなってきている。まだ4歳馬だが、走る馬独特の貫禄がある。これから順調に進めていけば、相馬眼的にG1級に育ちそうだ。まずはダートの短距離で実績を積んで秋のJBCスプリントを目指したい。展開に左右されない自在性があることは、今後大きな武器になるはずだ。

★セイクリムズン
牡4歳 黒鹿毛
[栗東]服部利之
馬主:金田成基
生産:清水スタッド
父:エイシンサンディ
母:スダリーフ
母父:サウスアトランテイツク
全成績:4−3−0−6
誕生日:2006/3/13

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