■1月29日 シンウインドがダートの大物輩出 G1を狙えるサマーウインド

小倉芝1200mの新馬、未勝利を勝ち上がれなかったが、ソエの影響があったようだ。その後、門別に転厩し、ダ1200mを2着に1.7秒差、2.7秒差をつけて2連勝。搭載エンジンの違いを見せつける圧巻のレースぶりだった。中央に再入厩しても勢いは衰えることなく、3連勝でオープン入り。円山特別は1分9秒1のレコードで5馬身差の圧勝。初日の出Sも5馬身差で圧勝。前半3F33.4秒のハイペースで2番手からメンバー最速タイの36.5秒でまとめて突き放したのだから強い。インパクトのある勝ち方だった。

パドックでは馬体の造り、気配とも素晴らしく、久々にゾクゾクさせられた。馬体の造り、調教の動きを見てもかなりの能力を持った馬であることは間違いない。母はスワンSと京王杯SCを勝ったシンウインド。朝日CCと高松宮杯で2着があり、距離は2000mまでこなした。現時点ではスピードと底力で押し切れるダ1200mの方が確実だが、レースぶりを見ても距離をこなす下地はある。この後、順調ならフェブラリーS、JBCスプリントを狙える馬に育ちそうだ。根岸Sを勝つと一気にG1馬に昇り詰める可能性がある。

★サマーウインド
牡5歳 栗毛
[栗東]庄野靖志
馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
生産:槇本牧場
父:タイキシャトル
母:シンウインド
母父:ウエスタンウインド
全成績:5−1−0−1
誕生日:2005/5/25

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