■6/21 ダービー馬が見せるインパクトに注目

今年の3歳牡馬で最も注目してきたタニノギムレットが日本ダービーを勝った。レース
でも終始外を回して直線で末脚をフルに生かす競馬も予想通りだった。ダービー
馬を当てるのは難しくない。ある意味では簡単といっていいはずた。では、
何がポイントかというとそれまでのレースでのインパクトだ。インパクトを見せてくれた
馬がダービーでは活躍する。

2月から言ってきているようにタニノギムレットがアーリントンCで楽に後続を引き離し
て勝ったときのインパクトは歴代のダービー馬を凌ぐものがあった。アーリントンCの
レースを見て、タニノギムレットの凄さが分からないようではちょっと考え物だ。そう
いう新聞記者が予想誌で印をつけているのだから、マスコミのレベルの低さが分
かるだろう。見えている人もいるが、大半は見えていない。確かに馬体は太
かったし、冬毛が生えて毛づやも良く見えなかったが、それだけの状態で
そういうレースができたことを評価しないといけない。

昨年のダービー馬ジャングルポケットが共同通信杯で直線で突き抜けた後に横を
向いて遊んだ姿にも鳥肌が立ったが、このときも気性が若いなど言われて
評価が低かった。マスコミの評価に惑わされずに自分なりに感じたインパクトを大事
にして欲しい。そうすれば来年のダービー馬を見つけることもそんなに難しく
ないはずだ。自分がそう感じた馬がダービー馬になったとき、その喜びは想像
を絶するものになる。(どんな喜びだ!?(笑))

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