■8/9 いざ菊花賞へ トーアメイウン

7月14日の函館芝2000mで500万条件を勝ち2勝目を挙げたトーアメイウンがひょっとすると菊花賞に行けるのではないかという気がしている。4ヶ月の休み明けで臨んだ500万条件をたまたまパドックを見ていたが、一頭だけ500万クラスにいては行けないレベルの馬が目に止まった。成績をチェックすると中山芝2000mの新馬勝ちでこれが2戦目。

レースでは後方から追い込んで0.3秒差の2着。パドックでの馬体も良かったが、追い込んでくるときのバネの利いた走りはまさに走る馬のそれ。こんな条件戦にまだ大物がいるのかと正直目を疑った。ひと叩きされたトーアメイウンは中1週で芝2000mの500万条件に出走してきた。期待を持ってパドックを見てみたが、その期待に応えるような仕上がり。モノが違う・・・。馬券は単勝しか見えなくなってしまった。

レースでは重馬場を考慮して逃げて力で押し切る競馬。鞍上の四位騎手の手綱がピクリとも動かないまま5馬身差をつけて圧勝した。1番人気で単勝は260円。これが安いが高いかは別にして、明らかに力の違いを見せつけた。条件戦で地味なレースだったが、一頭だけ輝く馬がそこにはいた。

これまで相馬眼ニュースで取り上げてきたギムレットまではいかないが、この馬にはギムレットとは違ったものが感じられる。父はアジュディケーティングだが、母フルーツカクテル、母父ノーアテンシヨンなら距離は問題ないだろう。まだ2勝目を挙げたばかりだが、この夏最大の3歳上がり馬になる可能性はあるとみている。

★トーアメイウン
牡3歳 鹿毛
[東]藤原辰雄
馬主:東亜駿馬
父:アジュディケーティング
母父:ノーアテンシヨン
母:フルーツカクテル
全成績:2-1-0-0
誕生日:1999/5/27

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