■8/13 素質開花!? エリモピクシー

8月4日のフィリピンT(1000万、芝1800m)を勝ったエリモピクシーがレースぶりと馬体に進境が見られたので取り上げたい。パドック診断でも少し指摘したが、馬体がフックラとして雰囲気が良くなってきた。これまではあまり目立った感じはなかったが、馬体のタテの幅が増してきたところに充実ぶりが伺える。レースでもこれまで追い込んで届かないレースとは一転して2番手から抜け出して勝ったところが注目に値する。

エリモピクシーは、全姉にエリザベス女王杯を勝ったエリモシックがいる良血馬。これまで短い距離を使われてきたが、距離が伸びて徐々に頭角を現してきた。まだ姉と比べるのは可愛そうだが、良血馬が見せた少しの変化が今後どうなっていくか注目していきたい。クラスが上がって即通用するとは言い切れないので、相馬眼を養うために長い目で見るというスタンスになる。

★エリモピクシー
牝4歳 鹿毛
[西]沖芳夫
馬主:山本慎一
父:ダンシングブレーヴ
母:エリモシユーテング
母父:テスコボーイ
全成績:4-2-4-10
誕生日:1998/4/6

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