■9/11 キラリ光る競馬センス ブルーイレヴン

9月8日の2歳新馬(阪神芝2000m)を勝ったブルーイレヴンを取り上げたい。レースではゆったりとしたペースで逃げ、4コーナーで後続を引き付けていざ追い出すとそこからが他の馬とは違った。見る見る後続を引き離して3馬身半差で快勝。勝ちタイムは2分3秒3で上がり3Fはメンバー最速の35.5秒はそれほど目立った数字ではないが、デビュー戦にしては、競馬センスを感じさせる内容に光るものを感じた。

サッカーボーイ産駒はナリタトップロードに代表されるように前脚の捌きが強く、馬体をそれほどフックラ見せないという印象があるが、この馬はそのイメージをあまり持っていない。まだ余裕のある馬体ということもあるが、全体的にフックラとした感じで父は違うがローエングリンと雰囲気が似ているようなところがある。初戦を勝ったばかりで何とも言えないところはあるが、競馬センスが良さそうなのでオープンに入ってもかなりやれそうな気がする。今のところは大物とは言い切れないが、今後の走りに注目していきたい。

★ブルーイレヴン
(父・市) 牡2歳 栗毛
[西]角居勝彦
馬主:金子真人
父:サツカーボーイ
母父:シンボリルドルフ
母:ヘイアンリリー
全成績:1-0-0-0
誕生日:2000/4/9

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