■5/16 遅れてきた大物マイラー マチカネメニモミヨ

4月26日の高尾特別を勝ったマチカネメニモミヨを取り上げたい。レースでは中団を進むとメンバー最速の33.8秒で先に抜け出したマルブツブライアンを楽々と差し切った。1000万条件だが、メンバーのレベルは高く、それを昇級緒戦で楽々と差し切るのだから評価できる。見た目以上に走る馬と感じた人も多いことだろう。おそらく武豊騎手はこの馬を簡単には手放さないはずだ。

マチカネメニモミヨは昨年のこぶし賞2着馬で当時の相馬眼ニュースで勝ち馬ノーリーズンとどちらを取り上げるかか迷った馬。結局、ノーリーズンを取り上げたが、マチカネメニモミヨの資質にもその当時からかなり注目していた。馬体は大きく変わってはいないが、とにかく走る馬に共通するものを見せているのがこの馬のいいところ。内面的な強さは相当なものだ。

今後どこまで強くなるかは現時点では未知数だが、順調に行けば秋にはマイルCSに出走できていいはずだ。そこで好勝負できるかどうかは、これからの一戦一戦で結果を出してローテーションに余裕を持たすことができるかが重要になってくる。相馬眼的にはマイルCSで好勝負できると見たが、さてどうなるか。当分の間、追いかけてみたい。

★マチカネメニモミヨ
牡4歳 黒鹿毛
[西]伊藤雄二
馬主:細川益男
父:ブライアンズタイム
母:マチカネベニザクラ
母父:ロイヤルアカデミーII
全成績:3-2-1-1
誕生日:99/04/27

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