■7/11 この夏最大の上がり馬へ ミスティーク

6月15日の東京12R1000万下(芝2000m)を勝ったミスティークを取り上げたい。前走の500万条件(新潟芝2000m)でもラスト3F33.6秒の切れ味で2着に5馬身差をつけて圧勝したが、今回も能力の高さを見せつけた。直線でデザーモ騎手の鞭が入ると少しフラついたもののエンジンがかかってからは物凄い伸び脚で2着に2馬身半差をつけて快勝。芝2戦目、それも自己条件を除外されての格上挑戦で1000万条件の馬をひと捻りするのだから末恐ろしい。

母マジックナイトは凱旋門賞で2着した名牝でジャパンCで2着(メジロマックイーン4着)に入った馬。半兄にマグナーテンがいるが、父がダンジグからサンデーサイレンスに変わったことで距離の融通性と切れ味が出たようだ。まだ6戦しかしておらず競馬を覚えている段階だが、馬は元気一杯で調子がいいのでこの夏最大の上がり馬になる可能性がある。エリザベス女王杯で怪物ファインモーションにどこまで迫れるか、注目していきたい。

★ミスティーク
牝5歳 栗毛
[東]藤沢和
馬主:サウスニア
父:サンデーサイレンス
母:マジックナイト
母父:Le Nain Jaune
全成績:2-1-1-2
誕生日:98/05/27

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