■9/1 スピードコントロール自由自在 ヘイアンワイルド

休養明け2戦目となった7月18日の500万条件(新潟ダ1200m)で好スタートからハナを切って1馬身1/4差で楽勝した。勝ちタイム1分11秒2は500万条件としては早いし、何よりスピードに任せて逃げ切ったのではないことを強調したい。まだ3戦しかしていないが、鞍上の指示通りにスピードをコントロールできるというのが凄い。岡部騎手が教えてきたことが実になっているのだろう。元々新馬戦(中山ダ1200m)を3馬身半差で楽勝したように能力はあったが、着実に成長してきている。

520キロを超える馬だが、大型馬特有の重苦しさはないし、ダート向きの脚捌きでもない。陣営が2戦目に芝を使ったことも頷ける。結果はトップと0.4秒差の3着に敗れたが、休み明けと初芝を考慮して岡部騎手が目一杯の競馬をしなかった。芝の走りは悪くないし、もう少し慣れは必要かもしれないが、芝でやれる目処は立ったとみたい。芝かダートかは陣営次第なので分からないが、少なくともオープンまでは行けるだろう。そこまでに行く過程で大きな武器を身につけたい。堅実に走るタイプなので馬券にも貢献してくれそうだ。

★ヘイアンワイルド
牡3歳 鹿毛
[東]松山厩舎
馬主:萩原昭二
父:Wild Again
母:Ore Money
母父:Not For Love
全成績:2-0-1-0
誕生日:01/03/15

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