■9/2 エンドスウィープ産駒の2歳大物アドマイヤムーン

函館芝1800mの新馬戦は出遅れて最後方を進んだが、大外から捲くり気味に進出して直線に向くと物凄い伸び脚で前の馬を並ぶ間もなく差し切り2馬身半差で快勝した。直線ではまさに弾けるといった感じでインパクトがあった。2戦目のクローバー賞は不利な大外枠からスタートし終始大外を回ったことで、内ラチ沿いを逃げたニシノアンサーに苦しめられたが、最後はしぶとく伸びてハナ差で制した。着差は僅かだが、通ったところを考えると力の差はかなりある。最後に内に持たれながらもグィッとひと伸びした姿に底力を感じさせた。

2月生まれのノーザンファーム生産馬。早生まれで成長が早いこともあるのかもしれないが、現時点での強さは相当なもの。エンドスウィープ産駒の走る馬に共通するガツンとした加速力があるのがいい。馬体はこれから成長しそうだし、どんな馬になるのか楽しみだ。次走は札幌2歳S。昨年のストーミーカフェのように強い内容で勝つようならクラシックを意識できる。松田博厩舎はアドマイヤキッス、タガノアイガーなど今年の2歳馬は駒が揃っている。

★アドマイヤムーン
牡2歳 鹿毛
[西]松田博厩舎
馬主:近藤利一
父:エンドスウィープ
母:マイケイティーズ
母父:サンデーサイレンス
全成績:2-0-0-0
誕生日:03/02/23

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