相馬眼ニュース

■3月6日 サトノウィザード

阪神8R 1勝クラス 芝1800m 1着

阪神芝1800mの1勝クラスは前半5F63.7秒のスローペースでレースの上がりが33.1秒(11.1−10.7−11.3秒)と速くなったが、後方2番手からメンバー最速の32.5秒で差し切り2馬身差で圧勝した。スローの上がり勝負は着差がつきにくいが、後方2番手から2位の0.9秒上回る末脚で楽々と差し切って2馬身差をつけたことを評価したい。3歳時の若駒Sでヴェロックスに0.3秒差の2着があるように元々期待の高い素質馬だったが、ここにきて馬体がパンとして本格化してきた。母ブロードストリートは秋華賞2着馬で相馬眼的に注目していた馬。まだ速い流れの経験が少ないなど課題はあるが、このまま順調にいけばオープン入りし重賞で活躍できそうだ。松田国調教師は来年2月で引退。この馬で一花咲かすのではないか。

牡4 栗・松田国厩舎
父:ロードカナロア
母:ブロードストリート
母の父:アグネスタキオン
生産:下河辺牧場

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