相馬眼ニュース

■2月22日 ダノンベルーガ

東京芝2000mの新馬戦は8頭立ての5番手を進み、メンバー最速の33.1秒で差し切って2馬身差で圧勝。前半5F62.4秒のスローペースで勝ちタイム2分1秒3は速くないが、2位を0.8秒上回る末脚は強烈だった。共同通信杯は中団の外からメンバー最速の33.7秒で差し切って1分47秒9(稍重)で優勝。1キロ重い57キロを背負っていたが、札幌2歳Sを圧勝したジオクリフを相手にしなかった。渋った馬場で新馬戦とは少し走法が違ったが、それでも最速上がりを繰り出したように身体能力が高いのだろう。共同通信杯をキャリア1戦で制したのはリアルスティール以来となる。セレクトセールで1億6000万円で取り引きされたハーツクライ産駒で母コーステッドはBCジュベナイルフィリーズターフ2着馬。まだ馬体が緩く完成度は低いが、運動神経が良く絶対能力が高い馬。皐月賞、ダービーに向けて堀厩舎が完成度を高めることができればG1を狙えそうだ。

牡2 美・堀宣行厩舎
父:ハーツクライ
母:コーステッド
母の父:Tizway
馬主:ダノックス
生産:ノーザンファーム

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