相馬眼ニュース

■11月25日 ウシュバテソーロ

初ダートの横浜S(東京ダ2100m、3勝C)は最後方からメンバー最速の34.0秒で大外から差し切って4馬身差で圧勝。勝ちタイム2分8秒1(重)は優秀。直線で抜け出した後は流す余裕があった。上がりは2位を1.5秒上回る34.0秒。重馬場で脚抜きのいい馬場だったが、ダ2100mで上がり34.0秒は並の馬には出せないタイム。インパクトのあるレースぶりだった。ブラジルCは10番手からメンバー最速の35.5秒で差し切って2分10秒0で2馬身差で圧勝。重賞レベルの走りだった。

芝では3勝Cを勝てなかったが、ダートを使って一気にパフォーマンスを引き上げた。高木厩舎はダートで走る馬が多いが、ここまで一変する馬は珍しい。セレクトセールで2700万円で取り引きされたオルフェーヴル産駒。オルフェーヴル産駒はマルシュロレーヌがブリーダーズCディスタフ、ショウナンナデシコがかしわ記念、ギルデッドミラーが武蔵野Sを勝つなどダートで活躍が目立つ。まずは賞金を加算して東京大賞典、川崎記念が当面の目標。相馬眼的にタフな馬場になる凱旋門賞に挑戦しても面白そうだ。

牡5 美・高木登厩舎
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
母の父:キングカメハメハ
馬主:了徳寺健二HD
生産:千代田牧場

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