相馬眼ニュース

■5月19日 セラフィックコール

阪神ダ1800mの新馬戦は出遅れた後に押して2番手につけ、メンバー最速の37、5秒で抜け出して1分55秒2で8馬身差で圧勝。中盤に流れが緩んだが、ラスト3Fは13.1−12.4−12.1秒で尻上がり。最後まで脚色が衰えていなかった。前走京都ダ1800mの1勝クラスは出遅れて後方を進み、勝負どころで大外から押し上げるとメンバー最速の37.4秒で抜け出して4馬身差で圧勝。勝ちタイム1分51秒6(重)は同日の1勝クラスより2.7秒速い。2位を0.9秒上回る末脚は強烈でインパクトがあった。

キャロットFで3000万円で募集されたヘニーヒューズ産駒で祖母にハルーワソング。近親にヴェルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスがいる。新馬戦は540キロで太めが残っていたが、一度使ったことで馬体が14キロ絞れてバランスが良くなっていた。相馬眼的にダートG1でやれる雰囲気を持った馬。ヘニーヒューズ産駒は中央のダートG1馬は出していないが、ワイドファラオがかしわ記念を勝つなどダート重賞で活躍している。ダート3歳路線はミトノオー、ユティタムなど強敵がいるが、ダート重賞で活躍を期待してみたい。

牡3 栗・寺島良厩舎
父:ヘニーヒューズ
母:シャンドランジュ
母の父:マンハッタンカフェ
馬主:キャロットファーム
生産:ノーザンファーム

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