相馬眼ニュース

■1月19日 ミッキーファイト

東京ダ1600mの新馬戦は伸び上がるようにスタートして後方から道中7番手に押し上げ、メンバー最速の37.2秒で差し切って1分38秒4(不良)で優勝。ラスト1Fで前と5馬身程度の差があり、2着馬がゴール前で大きく外に寄れる不利があったが、一頭だけ次元の違う末脚で差し切った。前走中山ダ1800mの1勝Cは8枠15番から出遅れた後に3番手につけ、メンバー最速の37.6秒で抜け出して5馬身差で圧勝。勝ちタイム1分52秒5は同日の師走S(古馬OP)の4着に相当するタイムで2歳戦としてはかなり優秀。良馬場のダ1800mで一気にパフォーマンスを引き上げた。

新馬戦は534キロで馬体がフックラ映ったが、1勝Cは10キロ増の544キロで腹目が少し太く映ったが、新馬戦よりも馬体の張りが良くなり、雄大な馬体が目立っていた。同厩舎のレモンポップに似たようなタイプだが、長い距離をこなす馬で相馬眼的にダート能力の高さを感じさせる。ドレフォン産駒で半兄にチャンピオンズCを制したジュンライトボルトがいる。今年から3歳ダート路線が地方と中央で整備されたため、春は東京ダービー(大井)、秋はジャパンダートクラシック(大井)が目標になりそうだ。3歳ダートG1路線に向けて注目してみたい。

牡3 美・田中博康厩舎
父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母の父:スペシャルウィーク
馬主:野田みづき
生産:ノーザンファーム

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