相馬眼ニュース

■4月12日 ジャスティンミラノ

東京芝2000mの新馬戦は前半5F63.1秒で2番手からメンバー2位の33.4秒で抜け出して2分2秒0で優勝。2着ヘデントールは中山芝2000mの未勝利を2馬身半差、1勝Cを3馬身差で2連勝した。新馬戦の後半4Fは45.9秒、ラスト3F11.4−10.8−11.3秒の高速ラップ。共同通信杯は出遅れた後に外から押し上げて2番手につけ、メンバー2位タイの32.6秒で抜け出して1分48秒0で優勝。0.2秒差の2着は3戦3勝で朝日杯FSを制したジャンタルマンタル。

前半5F62.7秒のスローペースで後半4Fは45.3秒、ラスト3Fは11.4−10.9−10.8秒で尻上がり。3歳1〜2月の東京芝1600m以上で後半4Fを45.8秒以内、自身の上がり33.4秒以内で勝った馬は、ゴールドシップ(共同通信杯)、ダノンキングリー(共同通信杯)、クロノジェネシス(クイーンC)、エフフォーリア(共同通信杯)で4頭とも後にG1を制している。皐月賞でゴールドシップは1着、ダノンキングリーは2着、エフフォーリアは1着だった。

ジャスティンミラノの後半4F45.3秒はダノンキングリーと同じ最速値。キャリア1戦で出遅れた後に脚を使って2番手に押し上げ、2位の32.6秒で上がってジャンタルマンタルを相手にしなかったようにG1級の能力がある。パドックで無駄な仕草がない賢い馬でレースセンスが良く自在に動けるタイプ。まだ左回りのスローペースしか経験していないが、相馬眼的にクラシックで活躍できそうな馬。友道厩舎はダービー3勝。東京のダービーを意識した使い方だが、皐月賞を勝てなかった場合は英ダービーを狙う可能性がある。

牡3 栗・友道康夫厩舎
父:キズナ
母:マーゴットディド
母の父:Exceed And Excel
馬主:三木正浩
生産:ノーザンファーム

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