相馬眼ニュース

■6月7日 サトノレーヴ

中山芝1200mの春雷Sは7番手から勝負どころで大外を回って押し上げるとメンバー6位の33.2秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイム1分7秒1は19年以降では22年の春雷Sを1分6秒8で勝ったヴェントヴォーチェに次ぐタイムでモズスーパーフレア(オーシャンS)、タワーオブロンドン(スプリンターズS)、ピクシーナイト(スプリンターズS)と同タイム。芝1400mの阪急杯は重馬場で外を回って0.4秒差の4着に終わったが、あらためて芝1200mの適性が高いことを示した。

芝1200mは[4−1−0−0]で良馬場では[3−0−0−0]で全て1分7秒台で走っている。父ロードカナロア、母チリエージェ、母の父サクラバクシンオーでスプリンターズSと高松宮記念で2着に入ったハクサンムーンの半弟。母チリエージェ、祖母メガミゲランもスプリント能力が高い馬だった。530キロの雄大な馬体でスタートダッシュが速く、勝負根性も兼ね備えている。堀厩舎はキンシャサノキセキが高松宮記念1、1、2着、スプリンターズS2、2着。スプリントG1に向けて注目してみたい。

牡5 美・堀厩舎
父:ロードカナロア
母:チリエージェ
母の父:サクラバクシンオー
馬主:里見治
生産:白井牧場

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