天皇賞秋(2)
[7-]サンライズペガサス
栗坂で単走で一杯に追われて51.5-25.5-13.2秒と時計は出たがラストは一杯になった。春は同じ体重でも馬体のボリューム感があったが、この秋はそれがなくなっているのが少し気になるところ。動きは悪くはないが、前走から大きく変わってきた印象はない。
[7-]ロサード
栗坂でイブキガバメントと併せて一杯に追われて、この馬独特の飛びようなフットワークで最後までしっかり伸びた。最後は少し遅れたが、好調時のフットワークを見せており、動きは良かった。この馬なりに順調にきている。
[7-]ゴーステディ
美坂で2頭併せで一杯に追われるといつも通り気合の乗った走りで36.6-24.2-12.0秒を出した。前半はやや余裕を残したが、相変わらず前脚の捌きの鋭さが目立った。引き続き好調キープ。
[6+/]ダンツフレーム
栗DWでロードグランディスと併せて一杯に追われると一気に相手を突き放したがラストは13.4秒掛かった。6F81.6秒と時計は出たが、宝塚記念のときの首を使った重心の低いフットワークと比べるとまだ本調子にはひと息の印象。馬体は戻してきているようだが、前走から若干良化といった感じ。
[6+-]ブレイクタイム
栗坂で単走で強めに追われて、4Fはエラーだったが3F37.3秒と好タイムを出した。追われてあまり反応がなかった感じもあるが、全体的な雰囲気は良かった。前走から大きな上積みはないが、この馬なりに順調にきている。
[6+/]テンザンセイザ
栗CWでゼンノショウグンと併せて、この馬独特の前脚を掻き込むフットワークで相手を突き放した。調教では良く見せるタイプだが、厳しい評価をすると今回はいつもより脚捌きの鋭さが少し不足している印象。仕上がりは悪くはないが、絶好調まではいっていない。
[6+/]アグネスフライト
栗DWで2頭併せで一杯に追われて相手を突き放した。ラストは39.9-13.1秒だったが、時計の掛かるDWならこの時計は合格点。屈腱炎明けでこれだけ一杯に追えるのは脚元に心配がない証拠。馬体の張り、全体的な迫力はまだ不足しているが、走れない仕上がりではない。先週より若干良化している。
[6+-]アグネススペシャル
南芝で3頭併せの大外を進み、軽く仕掛けられた程度で併入した。取り立てて強調できるところはないが、クビを使って走れているし、雰囲気は悪くない。デキはいい意味で平行線。
[6+-]アラタマインディ
栗坂で単走馬なりでしっかりした脚捌きを見せた。最後までまっすぐに伸びたのはいいが、いい意味での豪快さが薄れてきているのは少し気になるところ。大きな上積みは感じられない。
[6+-]トーホウシデン
南Dで強めに追われたようだが確認できなかった。坂路のキャンターを見た感じでは春より馬体をフックラ見せて、雰囲気は良かった。調教も順調に消化しているので、久々でも仕上がりは良さそうだ。
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