ジャパンC1週前

[9+/]ジャングルポケット
栗坂で単走馬なりで迫力のある動きを見せた。タイムは51.1-24.7-12.3秒。馬体を大きく見せて雰囲気の良さが目立った。走る馬独特のものを見せているし、久々でもかなり仕上がっている。馬体もひと回り成長した。2週前の芝での調教の動きも凄かったが、今回も折り合いがつきかなりいい動き。高評価を与えたい。

[9/]ナリタトップロード
栗坂で単走で一杯に追われると力強いフットワークで最後までしっかり見せた。使い込むと前脚の上がり方が気になる馬だが、今年のナリタトップロードは違う。追われると重心を低くして一気に加速したように前走を上回る動き。もしかすると今回が今年のピークかもしれない。それくらい動きは良かった。

[8+-]シンボリクリスエス
南Wでゼンノエルシドとラスト軽く仕掛けられたが少し遅れた。タイムは63.9-37.9-12.5秒。どちらが古馬なのかといった感じで落ちついた走りが目に付いた。相変わらず、首を使った柔らかい走りを見せている。高いレベルで好調をキープしている。

[8-]ノーリーズン
栗CWでゴールドアリュールと併せて一杯に追われると最後はついて行けずに遅れを取った。77.8-63.0-37.5-12.6秒は、これまでのノーリーズンのベストタイムでこの馬としては十分と言える内容。筋肉の張りが徐々に戻ってきているし、デキが悪いということはない。

[7+-]テイエムオーシャン
北Cでプリエミネンスと併せて強めに追われたが、馬なりの相手に馬体を併せることができず遅れを取った。元々ダートでは走らないので評価は難しいが、馬体はフックラ見せているし、雰囲気は良かった。最終調教では楽な相手でいいので先着させるくらいの余裕が欲しい気がする。

[7+-]マグナーテン
南Wで単走馬なり調教。気合の乗った走りで64.1-38.5-13.0秒のタイムを出した。ボリューム感のある馬体で少し太く見えるが、これは前走と一緒。柔らかい脚捌きを見せており、前走同様、好状態をキープしている。

【総括】
さすがにジャパンC、調子が悪い馬はいない。その中でも特に目立ったのがジャングルポケット。追い切りに跨った武豊騎手が「ジャパンC連覇が狙える状態」と話したように春より馬体が成長し、かなり良くなっている印象を受けた。管理する渡辺調教師も「使う以上はファンノ期待に応えられる状態でなければならない」と話しているように久々でも仕上がりは全く問題なさそうだ。

あとはナリタトップロードが追われてからの反応が特質ものでこの馬が現時点の調教評価では2番手。シンボリクリスエスも落ち着いた走りで風格が出てきたし、天皇賞秋を勝った反動はなさそうだ。テイエムオーシャンはダート調教で何とも言えないところがあるだけに、当日の馬体重とイレ込みをチェックしてから馬券を買った方がいいだろう。札幌記念で負かしたトウカイポイントがマイルCSを勝ったように能力はこのメンバーでも十分足りものを備えている。

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