シリウスS
有料版情報(抜粋)
■調教診断
[7 /]ツムジカゼ
栗坂で一杯に追われて最後までしっかり伸びた。以前とは違う重心の低いフットワークで動き目立つ。馬体も絞れた感。かなり良化。
[7 -]メイショウバトラー
栗坂で一杯に追われた。前半から飛ばしたため、ラストの時計は遅いが、脚捌きは鋭く動きはいい。馬体は少しフックラ映るが、一連のデキはある。
■有力馬診断
[7 ]メイショウバトラー
ダートに転身してプロキオンS、サマーChと重賞を2連勝。プロキオンSは3番手追走から一頭だけ次元の違う強い競馬だった。ダ1400mで2連勝しているが、芝での実績からベストは1800m前後。今回の中京ダ1700mはいかにも合いそうだ。屈腱炎を患った馬で足元の不安はつきまとうが、最終調教を見る限り引き続き調子は良さそう。ただし10月9日の南部杯を目標にしていたので、そのぶん少し太めの作りといった感じがある。そのあたり当日の馬体重、パドックで確認したい。まともなら好位抜け出しを決めそうだ。
[7 ]ツムジカゼ
以前から相馬眼的に注目している馬だが、条件戦を抜け出せなかったのは喉に問題があったようだ。喉の手術をして復帰した前走はこれまでとは違うレースぶりで一気に突き抜けた。喉の手術をしたことで苦しいところがなくなったのだろう。最終調教では重心の低いフットワークでこれまでに見せたことのないような動き。前走は10キロ増で太く映ったが、ひと叩きして絞れたようだ。斤量54キロ&前走からの上積みで時計はまだ詰められる。昨年の神無月Sでタイキエニグマとジンクライシスと接戦したように重賞でやれる下地はある。
■相馬眼予想
中京は晴れ、芝ダートとも良馬場。ダートは時計が早く、先週の秋分特別はケイパブルバイオが追い込みを決めたが、勝ち時計は1分44秒6と早い。雨でだいぶ砂が流れたようで軽く時計の出る状態になっているようだ。クッション砂の砂厚の調整を毎週行っているが、今週もJRAが大きく変えていなければ時計は早くなりそう。先週は前が残りやすかったが、ケイパブルバイオのように脚力のある馬なら差してこれる。
次に展開だが、逃げるのはサンライズキング。トラストスターは福永騎手なら2番手に控えそう。好位にメイショウバトラー、ワンダーハヤブサ、カフェオリンポス、中団にツムジカゼ、サイレントディール、アンドゥオール、後方からハギノベルテンポといった展開。このメンバーなら流れが遅くなることはなく最低でも平均程度で進む。好位を進む馬の出方によっては速くなりそう。勝ち時計はおそらく1分43秒台前半。高速ダートへの対応力が問われそうだ。
速い流れを楽に追走するスピードがあり、1分43秒台の高速決着に対応でき、底力のある馬というのが好走馬のイメージ。ハンデ戦ということも加味して狙いたいのは、メイショウバトラーとツムジカゼ。メイショウバトラーはプロキオンSで楽に好位につけて抜け出した内容を評価。ダ1400mで2連勝中だが、芝での実績からこの距離はいかにも合いそう。予定を早めて使うので仕上がりに注意は必要だが、このメンバーなら勝ち負けになる。
ツムジカゼは喉の手術をしてレースぶり、調教の動きが一変。以前から相馬眼的に注目していた馬だが、出世を妨げていたのは喉鳴りだったようだ。それがクリアされたことで馬はイキイキとして走りに前向きになっている。前走は馬体が太かったが、一度使って中1週で一杯に追い切ったことで絞れてきそう。昨年の神無月Sでタイキエニグマとジンクライシスと接戦した実績から54キロは恵まれた。今のデキでこの斤量なら一発ある。
■レース結果
1着◎メイショウボトラー
2着○ツムジカゼ
馬連2,170円的中!
馬単3,620円的中!
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