ガーネットステークス |
2000/01/09 中山競馬場 ダ1200m |
■ 相馬眼予想 |
トキオパーフェクトが逃げ、ハイペースの展開。今回はスプリンターズSの 教訓を生かしブリンカーを外す。3コーナーでも手応え良く逃げているので 1番人気の田中勝セレクトグリーンは、早めに仕掛けトキオパーフェクトに 並びかける。こうなるとトキオパーフェクトの闘志に火がつき、今回は最後 まで走る気をなくさないだろう。スプリンターズSはシンガリ負けだが、 元々、中山得意で今回叩き3戦目。直線に向いても速度が衰えないトキオ パーフェクトが1着でゴール。 2着は人気のセレクトグリーンより、ハイペースの展開を見越して直線 追い込んでくる調教絶好のトロットスター。スプリンターズSでは、セレクト グリーンに先着しており、ここで力負けすることはないだろう。 あとは、 横山典が直線勝負するキングオブジェイ。千二の実績はないが、ブラック ホークの千二適性を見抜いた横山典が、同じように進言して今回騎乗する。 道中スムーズに進められる外枠と条件は揃っており、超ハイペースになると 出番がありそうだ。 勝負馬券は、馬連3-4(トキオパーフェクト&トロットスター) ◎トキオパーフェクト ○トロットスター ▲セレクトグリーン △キングオブジェイ |
■ レース結果 |
2000年1月9日(日) 1回中山4日11R 曇・良 第4回ガーネットステークス(G3) 5歳以上オープン(混)(指) ダ1200m 15頭 本賞金:4,200万 1,700万 1,100万 630万 420万 ----------------------------------------------------------------- 着 予 枠 馬 馬名 性齢 騎手 タイム 人気 馬体重 ----------------------------------------------------------------- 1 8 14 ビーマイナカヤマ 牡 7 鹿戸雄一 1.10.2 7 480kg 2 ▲ 3 5 セレクトグリーン 牡 6 田中勝春 1.10.2 1 514kg 3 △ 7 13 キングオブジェイ 牡 6 横山典弘 1.10.6 5 502kg 4 1 1 キョウエイフォルテ 牝 7 岡部幸雄 1.10.6 8 464kg 5 ◎ 3 4 トキオパーフェクト 牡 6 蛯名正義 1.10.8 3 464kg 6 5 8 パーソナリティワン 牡 7 勝浦正樹 1.11.0 12 482kg 7 6 10 ハートマン 牡 8 加藤和宏 1.11.0 9 470kg 8 2 2 ゲイリーコンドル 牡 6 柴田善臣 1.11.2 2 516kg 9 6 11 グラスグラード 牡 5 村田一誠 1.11.6 6 510kg 10 5 9 チアフルマスター 牡 8 横山賀一 1.11.6 11 466kg 11 ○ 2 3 トロットスター 牡 5 藤原英幸 1.11.8 4 464kg 12 4 7 ミスタートウジン 牡15 ムルタ 1.12.0 10 506kg 13 7 12 サンエムキング 牡 9 中舘英二 1.12.1 14 476kg 14 8 15 ストーンステッパー 牡 8 小林徹弥 1.12.8 13 506kg 除 4 6 セタノキング 牡10 江田照男 除外 504kg ----------------------------------------------------------------- 単勝 14 2,690円 7人気 枠連 3- 8 1,220円 5人気 複勝 14 360円 6人気 馬連 5-14 1,520円 6人気 5 110円 1人気 ワイド 5-14 700円 7人気 13 280円 5人気 13-14 1,790円 21人気 5-13 530円 5人気 |
■ レース回顧 |
◎トキオパーフェクトが逃げ、予想通りハイペースの展開。スタートして2,3Fで 10秒台を2回出してしまい、ラスト200mで失速も仕方がないところ。パドック でも元気がないのか妙におとなしいのも気になった。走りも固く見え、もう少し暖かく なって体が柔らかくなったときが狙いか。今後は調教で体の柔らかさをチェックしたい。 ビーマイナカヤマは、先行し馬を内に入れ、直線セレクトグリーンと競い合う形に できたのが良かったのだろう。さすがダートのプロ、鹿戸騎手のファインプレーだ。 ○トロットスターは見所全くなし。4コーナーから直線で前をカットされ、競馬を 止めてしまった。能力はあるが、これといって特徴がないので、もっと思い切ったレース をして差し脚を磨くなりして欲しいところ。 ▲キングオブジェイは、直線で追い込んできたが届かず3着。最後はいつものように ジリ脚になったが、初の千二で3着は立派。横山典が間違っていなかったことを証明した。 今後も距離を問わずハイペースのレースでは注意したい一頭だ。 |