中山記念 |
2000/2/27 中山競馬場 芝1800m |
■ レース回顧 |
待ちに待ったダイワテキサスの復活。印は▲とイマイチだが、今まで何度も◎をつけて いただけに、ここは素直に喜ぼう。おめでとう、ダイワテキサス!! では、回顧です。 ▲ダイワテキサスは、最内の経済コースを進み、直線各馬が外に膨れ、前が開くと同時に スパートし1着。直線の伸び脚は、全盛期に近いもので見事に復活。馬場が若干悪い内を 思い切って突いた後藤騎手のファインプレーにも助けられた。ところで、後藤騎手は、 騎乗停止中に体を相当鍛えたのか胸板が厚くたくましくなり、追い方も力強い。また、 騎乗しないで見ることで相当勉強したのか、考えられた騎乗が目立っている。最近の活躍 もこれは本物だ。今後、要注意の騎手だ。ダイワテキサスは、天皇賞(春)を 目指すそうだ。適距離ではないが、がんばってもらいたい。 アメリカンボスは、中団を進み、直線外から伸びて2着。直線ラスト100mの伸びは 1番目立ち、2着に負けたがコース取りの差。やはりエプソムC勝ちは、ダテではなく 中山でも好走できるくらいに成長している。使い込んでいないだけに、まだまだ成長が 見込める。今回、馬体はまだ余裕があったので、次走絞れていれば、更に走れるだろう。 ◎ロードサクセサーは、なぜか4番手と先行し、直線で見せ場なく後退し8着。連戦 のため疲れを心配していたが、その不安が的中してしまった。重賞を勝てる器だけに じっくりと立て直して、再チャレンジして欲しい。 ビックサンデーは、2番手から粘りに粘って3着。今回は、この馬、本来の粘りで だいぶ復調している。そろそろ復活が見られそうだ。 ブラザータイクーンは、先行し直線も伸び、鼻、鼻差の惜しい4着。初重賞挑戦にして は上々の出来。馬体にもう少し厚みが欲しい感じで、本格化する一歩手間と言ったところか。 安定した成績を挙げられるタイプで、軸には最適な馬になりそうだ。 ○シルクガーディアンは、後方を進み、直線伸びずに10着。この一族には思い入れも あり、期待したが見せ場すらなかった。馬体は一級品なので、どこかで大穴をあけると 信じている。 クリスザブレイブは、入れ込みはマシだったが、ハイペース過ぎたか?直線失速し 6着。またもや重賞に手が届かず、最強のオープン馬というレッテルを貼られてしまった。 今回、吉田騎手が最も負けてはいけない相手に負けてしまったところにも、運のなさを 感じずにはいられない。 |