中山牝馬S |
2000/3/11 中山競馬場 芝1800m |
■ レース回顧 |
エイダイクイン、惜しくも復活を逃したがいいレースぶり、ズバリ次走の狙い馬 に登録して狙い撃ちだ。長期休み明けの馬は、5戦目が勝負になることが多いので、 次走は絶対に狙い!では、回顧です。 レッドチリペッパーは、中団で流れに乗り、直線で外に出し差し切り勝ち。 人気がない時の横山典騎手は、本当に上手く乗る。特に差し馬だと力を出し 切る騎乗が目につく。陣営は今回は馬がおとなしいと自信なさげだったが、 結果的には年と共に落ち着きが出てきたのだろう。それにしても、はまった時の 末脚はすばらしい。牡馬とのレースで揉まれることで力をつけている。 次走は人気だろう。しかし、人気だと来ないのが、この馬のパターン。お嬢様 の心はなかなか見抜けない。 ◎エイダイクインは、メンバー最速の上がりで伸び2着を確保。直線で馬群 から抜け出るときに独特の首使いが出たようにやっと調子が良い頃に戻った ようだ。元々、瞬発力はスゴイものを持っているが更に磨きがかかてきている。 次走は、人気でも狙いたい。 ○サクラアカツキは、直線だけの競馬で末脚を生かし3着。勝馬と同じ位置 にいたが勝負どころで置かれたのは、やはり休み明けのせいだろう。それに しても堅実に3着を確保するあたり、能力はかなりのものがある。次走は更に 良くなるはずでこちらも狙える。 ▲メジロサンドラは、先行し好位置をキープするも直線伸びずに7着。 馬体は+4キロで戻していたが、やや連戦の疲れが出たか。じっくり立て直し が必要か。 △ナリタルナパークは、後方から捲くりの競馬で8着。武豊騎手でも内枠 の差し馬は1度後方に下げなくてはならないので難しかったか。1着とは 0.6秒差だが、これは大外を周ったためで、力量的には遜色ないだろう。 条件が揃えば、まだまだ活躍できる馬。こういう馬が勝てる条件を探し出すの も競馬の楽しさのひとつだ。 |