中山牝馬S
2000/3/11 中山競馬場 芝1800m

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相馬眼予想

 体調絶好で毛づやが良くなったエイダイクインが勝つ。 右回りうんぬんと言われているが、たまたま左回りで好走しているだけで、 こだわる必要もない。中団を進み、直線で独特の首使いで叩き合いを制する エイダイクインが1着でゴール。母ユキノサンライズが中山千八を庭にして いたように、娘が不得意にする訳がない。輸送のない今回こそ復活する。
 2着は、休み明けでもサクラアカツキ。調教絶好で休み明けは微塵も感じ られず、鞍上は蛯名騎手で勝負気配が匂う。この馬を負かした馬たちが次の レースで好走していることからも、実力的に十分勝負になる。12番枠も絶好。
 あとは、前走大敗もメジロサンドラ。前々走の中山で突き抜けた脚は印象的。 距離千八も得意にしており、牝馬同士なら好勝負。日経新春杯で僅差の メイショウドトウが先週勝ったように競馬の流れ的に狙える。
 もう1頭は、ついに武豊騎手に載り変わったナリタルナパーク。去年の勝 ち馬で中山千八はベスト条件。ただし内枠で追い込むには若干のロスがある と見て敢えて狙いを少し下げた。しかし、恐〜い一頭だ。

 勝負馬券は、馬連エイダイクイン&サクラアカツキ

    ◎エイダイクイン
    ○サクラアカツキ
    ▲メジロサンドラ
    △ナリタルナパーク

レース結果

着順 予想 枠番 馬番 馬名 騎手 重量 体重 増減 タイム 人気
1   7 14 レッドチリペッパー 横山典 55 480 0 1:48.5 5
2 5 9 エイダイクイン 菊沢徳 54 436 + 6 48.7 4
3 6 12 サクラアカツキ 蛯 名 55 476 + 2 48.7 3
4   3 5 プリンセスカーラ 岡 部 53 438 + 6 48.9 9
5   4 7 エイシンルーデンス 野 元 56 460 - 2 49.0 8
6   4 8 ショウナンハピネス 吉 田 53 490 + 8 49.0 12
7 8 15 メジロサンドラ 後 藤 54 448 + 4 49.1 7
8 1 2 ナリタルナパーク 武 豊 55 432 - 2 49.1 1
9   6 11 ワルツダンサー 柴田善 53 452 + 8 49.1 11
10   3 6 ブゼンキャンドル 安田康 55 464 - 3 49.2 10
11   2 4 トウカイティアラ 藤 田 54 448 -14 49.3 2
12   7 13 エリモミラクル 郷 原 49 450 - 2 49.3 14
13   5 10 フェザンレーヴ 田面木 50 440 0 49.9 15
14   2 3 ステファニーチャン 村 田 49 430 - 2 50.4 16
15   8 16 サクラスイートキス 江田照 53 428 + 2 50.4 6
16   1 1 フレンドリーエース 柴田未 52 430 + 4 51.7 13

単勝複勝枠連馬連ワイド
14番14番9番12番 5- 7 9-14 9-1412-14 9-12
1070円380円310円250円5250円5750円2070円1740円1390円


レース回顧

 エイダイクイン、惜しくも復活を逃したがいいレースぶり、ズバリ次走の狙い馬 に登録して狙い撃ちだ。長期休み明けの馬は、5戦目が勝負になることが多いので、 次走は絶対に狙い!では、回顧です。

 レッドチリペッパーは、中団で流れに乗り、直線で外に出し差し切り勝ち。 人気がない時の横山典騎手は、本当に上手く乗る。特に差し馬だと力を出し 切る騎乗が目につく。陣営は今回は馬がおとなしいと自信なさげだったが、 結果的には年と共に落ち着きが出てきたのだろう。それにしても、はまった時の 末脚はすばらしい。牡馬とのレースで揉まれることで力をつけている。 次走は人気だろう。しかし、人気だと来ないのが、この馬のパターン。お嬢様 の心はなかなか見抜けない。

 ◎エイダイクインは、メンバー最速の上がりで伸び2着を確保。直線で馬群 から抜け出るときに独特の首使いが出たようにやっと調子が良い頃に戻った ようだ。元々、瞬発力はスゴイものを持っているが更に磨きがかかてきている。 次走は、人気でも狙いたい。

 ○サクラアカツキは、直線だけの競馬で末脚を生かし3着。勝馬と同じ位置 にいたが勝負どころで置かれたのは、やはり休み明けのせいだろう。それに しても堅実に3着を確保するあたり、能力はかなりのものがある。次走は更に 良くなるはずでこちらも狙える。

 ▲メジロサンドラは、先行し好位置をキープするも直線伸びずに7着。 馬体は+4キロで戻していたが、やや連戦の疲れが出たか。じっくり立て直し が必要か。

 △ナリタルナパークは、後方から捲くりの競馬で8着。武豊騎手でも内枠 の差し馬は1度後方に下げなくてはならないので難しかったか。1着とは 0.6秒差だが、これは大外を周ったためで、力量的には遜色ないだろう。 条件が揃えば、まだまだ活躍できる馬。こういう馬が勝てる条件を探し出すの も競馬の楽しさのひとつだ。


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