4歳牝馬特別 |
2001/01/07 中山競馬場 芝1600m |
■ レース回顧 |
サイコーキララ桜花賞に向け視界良好。やはり紅梅Sで見せた競馬センスは、ダテで なかったことを証明した。本番は断トツの1番人気のために石山騎手がどう騎乗するか。 焦らずに普通の騎乗できれば、結果は出せるだろう。では、回顧です。 ◎サイコーキララは、3コーナーから徐々にスパートし直線入り口で先頭に 立つ横綱相撲の競馬で1着。競馬センス、馬体の成長、走法、体型とどれをとっても優れて おり、現時点では注文をつけるところがない。唯一気になる点は、ラスト1Fが12.6 秒かかり、シルクに詰め寄られたところ。1ハロン長い本番でハイペースの差し馬に 捕まる可能性が少しだけ残っている。強引なレースさえしなければ、それも杞憂に 終わるだろう。 ▲シルクプリマドンナは、最内を先行し粘り込む競馬で2着。初芝で2着なら まだ上積みが見込める。馬体は小さいが、きびきびとしたレースぶりを見るとよほど 脚力があるのだろう。本番で切れ味を生かした競馬をすれば、再度好走できる可能性 はある。 ○エアトゥーレは、後方で折り合いをつけ直線内から伸び3着で桜花賞の 出走権を確保。直線の伸びは素質を感じさせるものだが、まだ物足りない。馬体も まだ若く見え、今後の成長に期待したい。 |