クリスタルC
2000/3/12 中山競馬場 芝1200m

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相馬眼予想

 逃げ馬、先行馬が揃い間違いなくハイペースの展開。ハイペースでもスピードを 武器とした逃げ馬、先行馬なら差し馬の脚もこの時期は完成度が低いだけに、 十分勝負になる。差し馬なら中団より前につけて切れる脚を使える馬でない と苦しいレースになるだろう。
 狙いは、スピードが売りのダンツキャスト。朝日3歳Sの千二通過が、 1分9秒7と時計的に十分足りており、好勝負は間違いない。走法、顔つきから 短距離馬独特のものを感じられ、父ニホンピロウイナーのいいところを 十分に受け継いでいる。 抜群のスタートでそのまま逃げ切りを図るダンツキャストが1着でゴール。 スピードを武器に差し馬に影を踏ませないレースを期待する。
 2着は、芝がどうかは未知数だが、クリストワイニング。カトレア賞で 出遅れをものともせず、 馬なりで3、4コーナーを上がっていき、直線で突き放す強い競馬を見る限り、 能力ではこの中では1番。芝の調教で直線失速して株を下げているが、追いかけた もので気にする必要はない。2週連続で芝で追い切っており、十分芝をこなせると 見た。馬体は幅があって、踏み込みも力強く、パドックでもひときわ目を引く馬だ。
 あとは、クイーンCで見所十分の末脚を披露したラヴィエベル。抜け出す時の 顔つきから、競馬を覚えてきている。徐々に末も切れるようになってきており、 今度はキンシストーンには、負けないだろう。
 もう1頭は、ファイターナカヤマ。休み明けだが、調教絶好で狙い目はある。 福島の力のいる馬場で好走している点も見逃せず、今の中山に合う。しかも、 鞍上が蛯名騎手と勝負気配が漂う。パドックで幅のある馬体が確認できれば、 狙いを上げたい。

 勝負馬券は、馬連ダンツキャスト&クリストワイニング

    ◎ダンツキャスト
    ○クリストワイニング
    ▲ラヴィエベル
    △ファイターナカヤマ

レース結果

着順 予想 枠番 馬番 馬名 騎手 重量 体重 増減 タイム 人気
1   3 6 スイートオーキッド 横山典 53 484 + 6 1:09.8 3
2   1 1 キンシストーン 千 田 56 464 +10 10.0 2
3   2 4 アグネスデジタル 的 場 56 452 0 10.3 8
4 1 2 ラヴィエベル 小 野 54 458 + 4 10.4 4
5   8 15 プラントタイヨオー 大 西 55 450 - 6 10.6 15
6   8 16 ラブイズウイナー 上 村 55 456 - 4 10.6 9
7 6 12 ダンツキャスト 55 496 + 8 10.8 5
8   4 7 バーニングウッド 吉 田 53 402 -14 11.0 10
9   4 8 トーヨーアリダー 後 藤 55 488 - 6 11.1 13
10   3 5 エイシンデントン 野 元 55 490 - 2 11.2 7
11   5 9 サクラデインヒル 岡 部 55 486 -10 11.4 12
12   5 10 パソリブレ 石 崎 55 460 - 8 11.4 14
13   2 3 ツルマルアラシ 中 舘 55 474 + 6 11.4 11
14 7 14 ファイターナカヤマ 蛯 名 55 448 - 2 11.4 6
15 6 11 クリストワイニング 松永幹 55 500 + 2 12.0 1
16   7 13 タヤスアストレア 木 幡 53 434 - 4 12.7 16

単勝複勝枠連馬連ワイド
6番6番1番4番 1- 3 1- 6 1- 6 4- 6 1- 4
510円170円170円540円580円1030円500円1660円1800円


レース回顧

 ダンツキャストは逃げなければ持ち味は出ない。幸騎手、休み明けでも行って 欲しかった。混戦と考え思い切って攻めたが、順当な結果。歯車が合わなかった。 では、回顧です。

 スイートオーキッドは、3コーナーから徐々に進出し、直線一気に抜け出し1着。 これまでのレース経験の多さからか、すごく競馬センスがあるように見えた。 馬体からいかにも切れで勝負するタイプ。まだまだ馬体は幼さが残るが、それでも この末脚を使うのだからたいしたものだ。本当の活躍はこれからか?

 キンシストーンは、2,3番手を進み、直線で粘り込む競馬で2着を確保。先行 した馬はみな馬群に沈んでいるところから、力があることは確か。馬体もふっくら して良く見えたが、現時点では切れる脚がないため、今後は苦戦しそうな気もする。

 ◎ダンツキャストは、逃げないで8番手を追走し、3コーナー手前から強引に スパートしたが、最後はバテて7着敗退。休み明けにためか、パドックでの入れ込み が目に付いた。この馬はスピードが武器なので、現時点ではハイペースでの逃げが ベストなはず。次走は逃げるレースを期待。まだまだ今後強くなる馬。

  ○クリストワイニングは、先行するも4コーナー手前でついて行けずに15着 惨敗。この結果でも、芝が全くだめだとはまだ思えないが、次走はダートを使うの だろう。今回は芝というよりも馬がペースに戸惑ったのが、大きな原因と見るが、 どうなのだろうか。馬体の張りは良く見えるが、なんとなく素早さ、切れに欠ける 印象。


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