毎日杯 |
2000/03/25 阪神競馬場 芝2000m |
■ レース回顧 |
シルヴァコクピットはこれで重賞2連勝。切れる脚はないが、ジリジリと伸びてくる 末脚を武豊騎手が完全に手の内に入れている。予想は上位4頭ズバリ的中したが、順番 がまずかった。キングザファクトは中間一頓挫あったようで、その情報を入手できなか ったのが痛い。では、回顧です。 ▲シルヴァコクピットは、3,4番手から直線外に出して末脚を伸ばし1着。 馬体も徐々に絞れ、いい体になって来ている。切れる脚がないので平均ペースのレース が得意な馬。NHKマイルCに向け視界良好だが、距離は決して適距離ではないので 武豊騎手がどうカバーするか。 △リワードフォコンは、後方を進み、直線内から伸び2着。最後のひと伸びは 切れがあり素晴らしかった。さすがに安藤勝騎手、腕っ節が強い騎乗で完全復調を アピールした。リワードフォコンは、この2着で次走は皐月賞か。壁は高いが、末を 生かす競馬をすれば、そんなに差はないだろう。中山の荒れた馬場も向く。 ◎キングザファクトは、内でじっくり脚を溜めるも直線での伸びは一息で 3着まで。パドックでの馬体の張りがイマイチで腹が出ていてイヤな感じ。中間の 一頓挫が影響したのだと判断するが、この状態で使ったことで体調を崩さなければ 良いが。大事に使えば、まだまだこれから強くなる馬。 ○タニノソルクバーノは、中団を進み、直線で伸びるも4着が精一杯。道中 やや折り合いを欠いていたのが、最後の直線に影響したのだろう。パドックでは、 馬体を大きく見せ、一際良く見せており好印象。強いメンバーとレースしたことで、 競馬にも慣れてくるだろう。次走は期待できそうだ。 |