毎日杯
2000/03/25 阪神競馬場 芝2000m

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相馬眼予想

 タマモドンとスターリングローズが逃げてスローペースの展開。各馬一団で進み、 3コーナー手前から徐々にスピードアップ。長距離が得意な馬もおり、スタミナに 任せて早めにスパートすることで切れる脚がないところをカバーしたいところ。 こういう展開で有利なのは、最後に切れる脚を使える馬。ゴール前で強襲する大逆転 劇が見られそうだ。
 狙いはキングザファクト。きさらぎ賞の差し脚は、勝ったシルヴァコクピット を凌ぐもので価値がある。馬体が徐々に減ってきているのは少々気になるが、この 末脚は今回有利に働くはずだ。また、初戦でニューイングランドの2着、2戦目で アタラクシアを完封した実力はここでは上位だ。道中は中団よりやや後ろにつけ、 4コーナー手前から一気にスパートするキングザファクトが1着でゴール。阪神 コースも得意にしており、ここは連は外さないだろう。
 2着は調教絶好のタニノソルクバーノ。前走の勝ちタイムが優秀で着差 も0.6あり、まさに完勝。ローテーションが厳しい点は割引だが、馬体減りもなく、 調教もいいので問題はないだろう。スピードを生かして先行抜け出しで活路を開く。
 あとは、シルヴァコクピット。前走で手応えが悪くても最後までしぶとく伸びた ところにこの馬の強さを感じる。現時点で他馬よりも地力は上だが、内枠だけに どう騎乗するか。今回も武豊騎手の手腕にかかっている。
 もう一頭は、切れ味抜群のリワードフォコン。千六が適距離だけに二千は ぎりぎりだが、前半ためて乗れればこなせるだろう。末脚はこのメンバーでも引け をとらない。何より追える安藤勝騎手が騎乗するだけに期待は大きい。

 勝負馬券は、馬連キングザファクト&タニノソルクバーノ

   ◎キングザファクト
   ○タニノソルクバーノ
   ▲シルヴァコクピット
   △リワードフォコン

レース結果

着順 予想 枠番 馬番 馬名 騎手 重量 体重 増減 タイム 人気
1 2 2 シルヴァコクピット 武 豊 56 486 - 4 2:03.6 1
2 6 11 リワードフォコン 安藤勝 55 462 - 2 03.7 6
3 3 5 キングザファクト 55 462 + 4 03.8 2
4 7 12 タニノソルクバーノ 上 村 55 466 - 6 03.8 3
5   8 14 トップコマンダー 和 田 55 444 -14 03.9 12
6   6 10 マイマスターピース 河 内 55 484 - 8 03.9 8
7   1 1 マイネルチャージ 後 藤 55 454 0 04.0 10
8   5 8 レガシーアンサー 四 位 55 446 - 2 04.1 9
9   3 4 スターリングローズ 福 永 55 498 - 2 04.3 7
10   7 13 ヘイアンデザイアー 岡 部 55 522 -10 04.4 5
11   4 7 タマモドン 高橋亮 55 512 - 2 04.6 14
12   5 9 ダイトクヒテン 田中学 55 452 0 04.6 11
13   2 3 タガノサンデー 藤 田 55 454 0 05.4 13
14   4 6 クロンヌドール 的 場 55 470 + 2 05.4 4
15   8 15 コンバットハーバー 飯 田 55 480 -10 06.6 15

単勝複勝枠連馬連ワイド
2番2番11番5番 2- 6 2-11 2-11 2- 5 5-11
220円110円270円120円990円1450円520円200円720円


レース回顧

 シルヴァコクピットはこれで重賞2連勝。切れる脚はないが、ジリジリと伸びてくる 末脚を武豊騎手が完全に手の内に入れている。予想は上位4頭ズバリ的中したが、順番 がまずかった。キングザファクトは中間一頓挫あったようで、その情報を入手できなか ったのが痛い。では、回顧です。

 ▲シルヴァコクピットは、3,4番手から直線外に出して末脚を伸ばし1着。 馬体も徐々に絞れ、いい体になって来ている。切れる脚がないので平均ペースのレース が得意な馬。NHKマイルCに向け視界良好だが、距離は決して適距離ではないので 武豊騎手がどうカバーするか。

 △リワードフォコンは、後方を進み、直線内から伸び2着。最後のひと伸びは 切れがあり素晴らしかった。さすがに安藤勝騎手、腕っ節が強い騎乗で完全復調を アピールした。リワードフォコンは、この2着で次走は皐月賞か。壁は高いが、末を 生かす競馬をすれば、そんなに差はないだろう。中山の荒れた馬場も向く。

 ◎キングザファクトは、内でじっくり脚を溜めるも直線での伸びは一息で 3着まで。パドックでの馬体の張りがイマイチで腹が出ていてイヤな感じ。中間の 一頓挫が影響したのだと判断するが、この状態で使ったことで体調を崩さなければ 良いが。大事に使えば、まだまだこれから強くなる馬。

 ○タニノソルクバーノは、中団を進み、直線で伸びるも4着が精一杯。道中 やや折り合いを欠いていたのが、最後の直線に影響したのだろう。パドックでは、 馬体を大きく見せ、一際良く見せており好印象。強いメンバーとレースしたことで、 競馬にも慣れてくるだろう。次走は期待できそうだ。


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