金鯱賞

金鯱賞

2000/05/27 中京競馬場　芝2000m

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■ 相馬眼予想

　サイレントハンターが逃げて、ジョービッグバンが追いかける展開。サイレントハンターは、離して逃げた方がいいタイプで小回りの中京コースだけにかなりのハイペースの逃げになるはず。メンバーも揃っているため、ハイペースのまま息もつけずに直線に入れば、いくら直線が短くても最後に大逆転があってもおかしくないだろう。

　◎ラスカルスズカ 　スピードがあるのでニ千はむしろ適距離でここは実力的にも勝機だろう。斤量も５７キロ、調教も絶好とあれば、安心感さえある。武豊騎手が展開を見越した騎乗でゴール前できっちり差し切る。兄のサイレンススズカとの兄弟制覇だ。ここを勝って宝塚記念でテイエムオペラオーに再度挑戦状を叩きつける。

　○マルカコマチ 　ハイペースで前崩れに展開なら出番はるはず。昨年の中京で行われた小倉大賞典でスローペースの中、３Ｆ３４秒の末脚で０．１秒差３着の実績。今回は展開が向きそうで更に末が生きるのは間違いない。ラスカルスズカが強気の競馬で前を早めに捕らえれば、更に好走する確率は増すはず。福永騎手の手腕に期待したい。

　▲メイショウドトウ 　ただいま絶好調で好位からきっちり差す競馬で結果を出している。中京コースは得意でニ千が適距離とくれば、当然上位争い。調教も良く力は出し切れるだろう。ただし、ペースが早い展開で前々の競馬が最後の伸びに影響しそうなため、少々狙いを下げた。じっくり仕掛ければ、当然２着争い。

　△メイショウオウドウ 　ただいま絶好調で好位からきっちり差す競馬で結果を出している。中京コースは得意でニ千が適距離とくれば、当然上位争い。調教も良く力は出し切れるだろう。ただし、ペースが早い展開で前々の競馬が最後の伸びに影響しそうなため、少々狙いを下げた。じっくり仕掛ければ、当然２着争い。

　Ｇ１馬のシルクジャスティスとマチカネフクキタルが久々の出走。宝塚記念に向け、好レースを期待したい。馬券は枠連７－８で勝負する手もあるが、ここは強気に馬連で攻める。

　　　　勝負馬券：馬連ラスカルスズカ－マルカコマチ

　　　　　◎ラスカルスズカ
　　　　　○マルカコマチ
　　　　　▲メイショウドトウ
　　　　　△メショウオウドウ

■ レース結果

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　着 予 枠 馬       　　馬名          性齢 重量      騎手   タイム  馬体重  人気
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   1 ▲ 4  4 (外)メイショウドトウ　 牡 5 57.0kg  安田康彦 1:58.5  508Kg +6   3
   2 　 3  3  　 ジョービッグバン　 牡 6 57.0kg  松永幹夫 1:58.7  456Kg -4   4
   3 ◎ 7  8  　 ラスカルスズカ　　 牡 5 57.0kg  武豊　　 1:58.8  472Kg -6   1
   4 　 6  7  　 サイレントハンター 牡 8 58.0kg  吉田豊　 1:59.3  488Kg +8   5
   5 ○ 8 10  　 マルカコマチ　　　 牝 6 55.0kg  福永祐一 1:59.3  438Kg 0    7
   6 　 2  2  　 オースミブライト　 牡 5 58.0kg  武幸四郎 1:59.4  440Kg -4   9
   7 △ 5  5  　 メイショウオウドウ 牡 6 58.0kg  飯田祐史 1:59.6  454Kg -8   2
   8 　 6  6  　 サーストンフライト 牡 6 57.0kg  秋山真一 1:59.6  432Kg +4  10
   9 　 1  1 (市)チェックメイト　　 牡 6 57.0kg  高橋亮　 1:59.9  460Kg -2  11
  10 　 7  9 (市)マチカネフクキタル 牡 7 59.0kg  四位洋文 2:00.5  522Kg +18  8
  11 　 8 11  　 シルクジャスティス 牡 7 59.0kg  藤田伸二 2:00.7  476Kg +20  6
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  天候：雨　 芝：稍重
  ハロンタイム　 12.6 - 10.7 - 11.2 - 11.6 - 11.4 - 12.0 - 12.5
                      - 12.7 - 12.1 - 11.7  
  上り 　4F 49.0 - 3F 36.5 
  1コーナー　 7=3,6-2,8(1,4)(5,9)10,11  
  2コーナー　 7=3-6-2,8(1,4)9(10,5)11  
  3コーナー　 7=3(4,6)(2,8)9(1,10)5-11  
  4コーナー　 7=3,4,8(10,6,2)(1,5)9-11  

  ＜払戻金・給付金＞ 
  単勝 04 820円 3番人気  枠連　  3- 4 2,660円 7番人気
  複勝 04 150円 3番人気  馬連　 03-04 2,660円 8番人気
  　　 03 160円 4番人気  ワイド 03-04   470円 6番人気
  　　 08 100円 1番人気  　　　 04-08   200円 2番人気
  　　       　  　　　  　　　 03-08   260円 3番人気

■ レース回顧

　どうしたラスカルスズカ。このメンバーで負けているようでは、宝塚記念では好勝負できないぞ。やや重と言っても、勝ちタイムが１分５８秒５なら、それほど悪い馬場でもない。ステイゴールドが勝ったので、まさかラスカルスズカがステイゴールドの後を継ぐことになってしまうのか？　では、回顧です。

　▲メイショウドトウは、６番手を進み、３コーナー手前からスパート。直線に向いても差し脚は衰えず、逆にラスト１Ｆを１１．７秒と突き放す強い勝ち方。馬体に若干の余裕が感じられたが、直線しぶとく伸びた点は評価できる。上がり３Ｆはメンバー中１番だ。それにしても、左回りは良く走る。母の父はアファームド。先々週のスティンガーといい、今後も注意したい血統だ。

　ジョービッグバンは、サイレントハンターの大逃げの２番手を進み、あたかも逃げているかの競馬。徐々に差を詰め、直線で交わした後もしっかり伸びた。以前はムラな面もあったが、徐々に堅実さがでてきた。また、脚質にも幅が出てきており、安定感さえ感じられる。もうハンデ戦で軽ハンデで走れることはないだろうが、まだまだ活躍できるだろう。平坦のニ千ではマーク必須。

　◎ラスカルスズカは、５番手を進み、３コーナーから仕掛け上がっていくも直線でいつもの伸びが見られず３着まで。外々をまわったのもあるが、反応がイマイチで直線でも切れがなかった。調教から体調は良かっただけになぜかは分からないが、もしかすると兄とは違い、タイムが早いレースに弱いのかもしれない。この一戦だけで見限れないため、宝塚記念でも当然狙いに入れておく。ただし、ラスカルスズカのセールスポイントがどこにあるのかが、少し悩ましくなってきたのは事実。

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