有料版競馬道場とレジまぐで配信した相馬眼予想を事後公開します。
東京11R サウジアラビアRC
◎アルテヴェローチェ 1着
▲マイネルチケット 3着
穴△タイセイカレント 2着(4人気)
単勝350円本線的中!
馬単3,180円本線的中!
馬連2,040円本線的中!
ワイド570円本線的中!
ワイド520円本線的中!
3連複4,470円的中!
3連単17,290円的中!
東京は小雨、芝は良、ダートは重。雨が降る予報が出ており馬場は渋りそう。開幕週で馬場がいいため、極端に悪化することはなさそうだが、それでも重に悪化すればそれなりに時計が掛かるのではないか。今年は例年より少ない7頭の少頭数。単勝1倍台の断然人気アルレッキーノを負かす馬がいるのかが焦点になる。
次に展開だが、逃げるのはシンフォーエバー、アルレッキーノ、好位にタイセイカレント、フードマン、中団にマイネルチケット、アルテヴェローチェ、後方からニシノルアノーヴァといった展開。少頭数で流れは速くなりそうにない。アルレッキーノは前2走逃げたが、今後に向けて控えるレースをする可能性がある。
過去5年の前半5Fと連対馬の脚質は、59.2秒(先行-差し)、61.9秒(不良)(追込-先行)、62.6秒(2番手-先行)、57.8秒(2番手-逃げ)、59.2秒(追込-差し)。先行馬の連対が多いが、差し追い込み馬も突っ込んでいる。流れが緩んで前に行って速い上がりを繰り出した馬が有利な傾向。
過去5年の勝ち馬は道中3、8、2、2、9番手、上がりは1、1、4、1、1位。2着馬は道中5、4、3、1、7番手、上がりは1、2、2、9、2位。2、勝ち馬は4頭が上がり最速。連対馬10頭のうち8頭が上がり1、2位。4、9位で上がった馬は2番手と逃げ馬。今年は道悪で前に行って地力で粘る馬に注意したい。
今年は7頭のうち6頭が前走新馬または未勝利戦で初勝利を挙げている。シンフォーエバーは前走新潟2歳Sで逃げて9着。渋った馬場を経験している馬はフードマン(中京芝1400mの新馬戦、重馬場)しかいない。アルレッキーノは道悪は未知数。前2走の後半5Fは57秒台。馬場が悪化しなければあっさりもある。
ルメール騎手は今年の芝戦で1番人気では[58-26-20-37]で勝率41%。単勝1.1~1.4倍は[15-0-2-2]で勝率78%、単勝1.5~1.9倍は[25-9-6-12]で勝率48%、重賞では[2-1-0-1]で勝率50%。アルレッキーノは単勝1.5倍。道悪で単勝1倍台後半になるか。
新馬戦を勝ったアルテヴェローチェを狙う。4番手の外から3位の34.7秒で差し切って1分29秒9で優勝。ラスト3Fは12.1-11.6-11.5秒で尻上がり。クビ差の2着ヒシアマンは次走未勝利戦を6馬身差で圧勝した。武豊騎手が外を回って折り合ったようにレースセンスが良く、末脚がしっかりしている。
セレクトセール9900万円のモーリス産駒で近親にクルミナル、ククナがいる。過去10年で須貝厩舎は[2-1-0-1]でステラヴェローチェ、ドルチェモアで勝っており、3番人気以内なら[2-1-0-0]。気性的に危うい面があるため、輸送でイレ込まないことが条件。前を射程圏に入れて進めれば差し切りがある。
アルレッキーノは新馬戦で逃げて2馬身半差の2着に負けたが、後半5F57.3秒で全て11秒台のラップ。前走前走新潟芝1600mの未勝利戦は逃げて最速の33.7秒で上がって1分33秒3で7馬身差で圧勝。後半5Fは57.8秒。リスクは道悪、差すレースを試したとき。あっさりもあるが2番手とした。
マイネルチケットは前走中京芝1600mの未勝利戦を3番手から抜け出して1分34秒5で優勝。直線で前が壁になって外に持ち出すロスがあった。開幕週の高速上がりに不安があるため、馬場が渋ればプラスに働く。マイネルの馬は鍛えられておりタフな馬が多い。雨が降って想定以上に馬場が悪化すれば面白い。
穴はタイセイカレント。新馬戦を逃げて最速の33.9秒で上がって1分36秒5で2馬身差で圧勝。前半5F62.6秒だったが、1頭だけ33秒台で上がっている。今年のJRA重賞で矢作厩舎は[0-1-1-34]。今週は凱旋門賞挑戦。こういうときは日本でも激走することが多い。過去10年で横山家は[4-0-0-2]。母の父ガリレオの欧州血統。道悪で先行すればしぶとさ発揮がありえる。
フードマンは中京芝1400mの未勝利戦を逃げて2位の35.1秒で抜け出して1分22秒6(重)で優勝。2着は半馬身差、3着は6馬身差。レースのラスト3Fは11.9-11.6-11.6秒。重馬場の札幌2歳Sは道悪を経験していた3-6-1番人気で決着。唯一の道悪経験馬だけに押さえておきたい。
本命アルテヴェローチェ、対抗アルレッキーノ、準対抗マイネルチケット、穴タイセイカレント、押さえフードマン。
馬券は単勝◎、馬単・馬連・ワイド◎→○▲△を本線に馬連◎-注、○-▲が押さえ。3連複は5頭ボックスの10点。3連単は1着固定◎→○▲△注とフォーメーション○→◎→▲△注の15点。
少ない点数でまとめるなら馬単◎→○、馬連◎-○▲△注、ワイド◎-▲△の7点。レースセンスのいいアルテヴェローチェが前を射程圏に入れて進めて直線で抜け出すという見立て。相手は前走馬なりで圧勝したアルレッキーノ。道悪でマイネルチケット、タイセイカレント、フードマンを入れておく。
◎アルテヴェローチェ 1着
○アルレッキーノ
▲マイネルチケット 3着
穴△タイセイカレント 2着
注フードマン