スプリングS |
2001/3/18 中山競馬場 G2 芝1800m |
■ レース展望 | |||||||||||||
= 荒れ馬場もパワーで克服 アグネスゴールドが中心 = 皐月賞のトライアルレースで、ここで3着以内に入れば皐月賞の優先出走権が もらえます。賞金的に皐月賞出走が厳しい馬は、ここで3着以内に入らないと 出走する可能性がほとんどなくなってしまうため、目一杯の勝負をかけてきます。 また、賞金的に出走できる馬は、あまり無理をしたくはないというところもある ので、目一杯の勝負をしてこないということが多いようです。皐月賞に向けて、 ここで力を使い切るわけにはいかないですから、いかに余力を残して勝つかと いうことにポイントをおいています。このレースは、馬場が悪化したときによく 荒れますが、このあたりに荒れる要因があるのかもしれません。単に道悪が得意 でない馬が人気になって破れるケースもありますが。。。 さて今年の注目は、なんと言っても、3戦3勝のアグネスゴールドと6戦6勝の フジノテンビーの全勝対決でしょう。どちらもかなり素質がある馬なので、今から ワクワクします。6勝もしているフジノテンビーは、 笠松の地方所属馬なので、ここで3着以内に入らないと皐月賞に出走できません。 それだけにかなり気合を入れて仕上げてくるのではないでしょうか。昨年の デイリー杯3歳Sを勝っており、既に中央場所の芝で通用することを証明して います。アグネスゴールドは、既にきさらぎ賞(G3)を勝っているため、 賞金的に皐月賞に出走できます。陣営は、アグネスタキオンが弥生賞で楽勝し 皐月賞が見えているので、アグネスゴールドにここで余裕を残したレース をさせようとはあまり考えていないと思います。追い込み脚質だけに今の荒れ 馬場が気になるところですが、パワーがあるのでこなせると思います。今の ところは、アグネスゴールドの方を上位に考えています。 あとは、3連勝中で大物感があるトラストファイヤー、芝実績はないが ダートで鋭い末脚が目立つミカダンディー、3戦2勝のサンデーサイレンス産駒 ミレニアムバイオ、ジュニアカップでシェリルウーマンを完封した ニシノコマンドあたりが気になります。トラストファイアーは、素質があり そうですが、10月以来の出走なので、仕上がりには注意したいところです。 【ミニデータ】 ・過去10年でやや重以上の悪い馬場が7回。内3ケタ配当は1回のみで万馬券が3回。 馬場が悪化したら、道悪巧者を中心にして穴狙いが妙味。 ・過去10年で休み明けで連対したのは2頭。(ミホノブルボンとバブルガムフェロー) 休み明けのトラストファイアーには苦しいデータ。
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■ 相馬眼予想 |
◎アグネスゴールド ○ミレニアムバイオ ▲フジノテンビー |