アルゼンチン共和国杯
2001/11/04 東京競馬場 G2 芝2500m

| Home | 展望 | 調教 | 予想 | 結果 | 回顧 | 2001年結果 |


スポンサーも訪れてください。

レース展望

出走有力馬

アドマイヤボス
昨年は1番人気でしたが、直線でよれてまともな走りができずに10着に 敗れました。初めての左回りで馬が戸惑ったのか、それとも左回りが苦手 なのかは、それ以降、陣営が左回りのレースに出走させなかったので、何とも 難しいところです。ただし、キャリア4戦で古馬の一線級とそれも初コー スだったわけですから、左回りが苦手というより、色々な面で戸惑ったと いうのが正解ではないでしょうか。今回の鞍上は、なんと京都大賞典で ステイゴールドに騎乗して失格になった後藤騎手。このタイミングで後藤 騎手でなくともと思ってしまいますが、どんな騎乗を見せてくれるか楽し みにしたいと思います。比叡Sは仕上がりが良かったのにもかかわらず トウカイオーザに敗れたところが気になりますが、そのあたりをどう整理 するかもポイントでしょう。ハンデ戦で前走競り負けたトウカイオーザが 55キロでアドマイヤボスが56キロなのは、これまでの実績を評価され てのことで仕方ありません。ここを勝たないと有馬記念への出走が難しく なるでしょうから、陣営はきっちり仕上げてくるでしょう。まずは調教で 迫力のある動きを見せてもらいたいところです。
トウカイオーザ
前走の比叡でアドマイヤボスをゴール前で差し切って優勝し賞金的にも オープン馬の仲間入りを果しました。トウカイテイオーの半弟でデビュー 当時から注目された馬ですが、この夏は小倉記念での2着を含め堅実に 走っています。2000mだと3,4コーナーで置かれるますが、長距離 だと追走が楽なぶん行きっぷりがいいので、距離が長いのはいいでしょう。 実際、2000mでは[3203]、2400mでは[2000]と距離 が伸びた方が信頼度が高い数字になっています。ただし、まだひ弱さが残るので、 タフなレースになった場合に心配が残ります。調教で力強い走りを見せる てくれるようなら狙ってみたいと思います。
ハッピールック
神戸新聞杯は6着に敗れましたが、その後短期放牧に出てリフレッシュ しての一戦になります。函館の松前特別(芝2600m)でスリリング サンデーを負かしたときの走りっぷりを評価して3番手に上げました。 東京コースも問題なく、ハンデ52キロと好走する条件が揃ったような 気がします。短期放牧明けになるので、仕上がりには十分注意したい ところです。
ファイトコマンダー
札幌記念でジャングルポケットを負かして2着、その後の札幌日経賞を きっちり勝って再度重賞に挑戦してきました。適距離は走り慣れた20 00mですが、前走で2600m戦を勝ったように距離の融通性はあり そうです。2カ月ぶりのレースなので仕上がり次第で好勝負できるでしょう。
シンコウシングラー
比叡Sで3着し、春当時のスランプを脱してようやく調子が上がって きました。昨年のこのレースは3着に好走したように相手なりに走る タイプなので、ここでも堅実な走りが見られそうです。
クラフトマンシップ
3ヶ月ぶりの富士Sは、いかにもこの一戦に向けての叩き台という感じ でしたが、大敗したことで函館記念2着と同じ55キロで出走できる のは有利です。ひと叩きされて体調もアップしてきているので、侮れ ない一頭です。距離は問題なさそうなので、切れ味が生きる流れなら 一発ありそうです。



必勝データ (過去10年のデータを元に分析)

重賞馬の巻き返し
重賞で敗退した馬が巻き返た例は7回で、前走がG1なら12.13.14番人気の 馬が連対しており、着順を無視して狙いたい。最近2戦では、オクトーバーSで 1,2着した馬が3連対と活躍しているのが特徴。
人気馬不振で波乱傾向
連対馬20頭の内訳は、1番人気3、2番人気1、3番人気2、4番人気以下14連対 と人気馬の信頼度はかなり低い。特質したいのは、6〜10番人気の11連対 で5割以上の馬がこの人気に含まれる。3桁配当は1回のみで万馬券は4回 なので、波乱を前提とした馬券作戦を組み立てたい。
差し追い込み馬有利
連対馬20頭の脚質は、逃げ0先行7差し6追込7と逃げ馬の連対は皆無で差し 追い込み馬の活躍が目立つ。大荒れのハンデ戦だけに、人気薄の差し馬には 十分に注意を払いたい。



過去のレース結果 

日付1着馬2着馬馬連配当
1996年 エルウェーウィン トウカイパレス 31,710円
1997年 タイキエルドラド スノーエンデバー 3,140円
1998年 ユーセイトップラン エーピーランド 41,270円
1999年 マーベラスタイマー マリアジュダムール 9,420円
2000年 マチカネキンノホシ メジロロンザン 7,700円


調教診断

クラフトマンシップ A/
南Wで3頭併せの最内を進み、直線で軽く仕掛けられると回転の速い脚捌き で鋭く伸びました。柔らかい脚捌きが目立ち、馬体もフックラした中 にも張りがある感じで非常に良く見せています。ひと叩きされて確実 に調子が上がっています。一発を期待できそうです。
アドマイヤボス A/
栗坂で一杯に追われて、50.7秒の好タイムを出しラストは13. 2秒掛かりましたが、しっかりとした脚捌きで好調をキープしていま す。宝塚記念で馬体がまとまり過ぎていたのが気になりましたが、 今回はそれほどまとまった印象もなく、追い切りの動きにはいつもの 迫力が感じられました。絶好調ではありませんが、前走より良化して いるので、力は出し切れるでしょう。
ハッピールック B/
南Wを単走で馬なり調教でしたが、前脚の捌きが力強く、タイムは 遅いですが、最後まできっちり末脚を伸ばしました。しっかりとした 脚捌きが印象で、馬体の太め感もなく前走と同じくらいの仕上がりで す。
トウカイオーザ B/
栗坂で一杯に追われて、併せた馬より手応えは悪く見せましたが、そ れでも最後まで併入に持ち込みました。これだけ追えるのは体調のい い証拠ですが、期待したほどの力強い走りではありませんでした。 それでも、前走より少し良化しているので、力は出せるでしょう。 まだ少しひ弱さが残りますが、馬体のバランスは一級品です。
シングンオペラ B/
南Wで軽めの調教でしたが、力強い脚捌きと好馬体が目立ちました。 春当時より馬体が成長した印象で、非常に見栄えがする馬体になっ ています。中央入り後まだ勝ち星に恵まれず、500万条件にいる のが不思議なくらいの馬です。

相馬眼予想

 10頭の少頭数で少々手薄なメンバーとなった今年のアルゼンチン共和国杯。 天皇賞秋もフルゲートになりませんでしたが、中長距離の古馬戦線はメンバー があまり揃っていないのが現状のようです。10頭のメンバーの内、賞 金的にオープン馬と言える馬は半数の5頭。セントライト記念を勝ち、有馬記 念5着、天皇賞春5着のアドマイヤボスも1年以上勝ち星から遠ざかっており、 賞金的には1600万条件の馬です。今回のポイントは、そのアドマイヤボスの 取捨。G1で好走してきた実績を評価するか、それとも昨年1番人気で負けた 内容から評価を下げるのか、予想の的中はアドマイヤボスの取捨に掛かってい ます。

 まず東京の馬場ですが、今週から1ヶ月ぶりに最内のA1コースで、最内か ら7メートルの芝はかなりいい状態です。土曜日の競馬を見る限り、そこを通 った馬が伸びていますが、問題なのは午後になって降り出した雨です。雨は 未明まで降り続きそうで、明日は晴れるようですが、これだけ降るとパンパン の良馬場はなさそうです。時計の掛かる良馬場か、やや重くらいになるのでは ないでしょうか。芝状態がいいので、それほど力のいる馬場にはなりませんが、 時計が掛かることは間違いないでしょう。

 こういう馬場で有利になるのは、内からシングンオペラ、ハッピールック、 シンコウシングラー、スエヒロコマンダー、クラフトマンシップ、 アドマイヤボスの6頭です。特にアドマイヤボスは、パンパンの良馬場での切 れ味勝負は向かないので、時計が掛かるのはいいでしょう。ハッピーバスも やや重の松前特別(芝2600m)でスリリングサンデーを負かしたときの 走りっぷりから有利になりそうです。トウカイオーザは、やや重で走ったことがない ので何とも言えませんが、上記6頭よりは有利でなくても、芝状態がいいこと から考えると、こなせないことはないと思います。ここではマイナスしないで おきます。

 次に各馬の調子ですが、調教の動きが良く見えたのは、クラフトマンシップ とアドマイヤボスです。クラフトマンシップは、ひと叩きされて陣営の思惑 通りに良化しています。アドマイヤボスは、絶好調までいきませんが、馬体が まとまった印象もなく、迫力を感じさせた走りからも力を出せる状態です。 あとは、ハッピールック、トウカイオーザ、シングンオペラの動きが目立ちま した。ただし、ハッピールックはこういう馬なのかもしれませんが、少し馬体 が萎縮してみえたところが、トウカイオーザはまだ少しひ弱さが残るところが 気になりました。このあたりの評価は難しいところですが、自分のイメージを 大事にして少しだけ割り引いて考えたいと思います。その他では、ファイトコ マンダーとシンコウシングラーがまずまずの動きを見せていました。

 次に展開ですが、逃げるのはダイワカーリアンでしょう。他に逃げ馬がおら ず、みんながダイワカーリアンが逃げることを想定していますから、スロー ペースになりそうです。メジロロンザンとスエヒロコマンダーが2,3番手、 ハッピールックとシンコウシングラーが好位、アドマイヤボスが中団、それ をマークするようにトウカイオーザとファイトコマンダー、後方からはシング ンオペラとクラフトマンシップ、こんな展開になるのではないでしょうか。

 スローで流れて、各馬3コーナー過ぎからスパートしていくのか、それとも 4コーナーまで一団で直線での瞬発力勝負になるのか、そのあたりを考える 必要があります。直線での瞬発力勝負を嫌って早めに仕掛けたい馬が見当た らないので、人気のアドマイヤボスがスパートすれば各馬ついて行くことに なるでしょう。展開のカギはアドマイヤボスが握っています。さて後藤騎手は どんな競馬をするのでしょうか。

 アドマイヤボスは、それほど切れる脚がないのでパンパンの良馬場での瞬発力勝負は避けたい ところですが、今回は時計の掛かる馬場なら切れ味勝負にならないと判断すれ ば直線勝負の競馬をするでしょう。逆に長くいい脚を使えるところを考慮して 早めに仕掛けても時計の掛かる馬場なら差されることはないと判断すれば、早め に仕掛けて行くでしょう。

 ここで取り上げたいのが、アドマイヤボスが昨年のアルゼンチン共和国杯で内にもたれて競馬 にならなかったことです。後藤騎手自身が騎乗していなかったにしても、もた れた事実は知っているでしょうから、直線勝負のレースはしたくはないでしょう。 また京都大賞典で失格となった後の重賞レースだけに、今回はできるだけ他馬 に迷惑を掛けないように騎乗するという心理があるとみています。そのため、 後藤騎手は3コーナーから早めに仕掛けて、4コーナーで2番手の積極的な競馬 をすると思います。

 この早めのスパートで有利になるのは、アドマイヤボス同様、長くいい脚が 使える馬です。また直線で切れる脚を使う馬より、上がりが掛かったときに 好走している差し馬にもチャンスがあります。長くいい脚が使える馬の候補は、 ハッピールック、ファイトコマンダー、トウカイオーザの3 頭です。上がりが掛かったときに好走している馬は、クラフトマンシップです。

 さあ最終決断を下します。本命は、アドマイヤボスです。時計の掛かる馬場 を見方につけて、積極的な競馬で差し馬を完封できるとみました。直線で先に 抜け出すと気を抜く心配もありますが、後藤騎手もそのあたりは分かっている のでビッシリ追ってくれるでしょう。絶好調でありませんが、今回のメンバー で自身が56キロなら好勝負必死でしょう。

 対抗は、トウカイオーザです。馬場が少し気になりますが、エンジンが掛か ってからの息の長い末脚があるので2番手に評価しました。距離が短いと 追走に苦労し3,4コーナーでズブさを見せますが、距離が長いと行きっぷり が違います。トウカイテイオーの半弟で東京コースで期待されているようで すが、そのことよりも今までのレースぶりと長距離適性から狙ってみたいと思います。

 あとは、ハッピールックです。馬体が少し萎縮して見えたので割り引きま したが、松前特別のレースぶりと東京コース得意な点を評価しました。 アドマイヤボスと一緒に上がっていき、直線でどこまで粘れるかに掛かって いますが、しぶとさがあるので簡単に止まることはないでしょう。

 上がりが掛かるレースでの好走が目立つクラフトマンシップ、ここ2戦の レースぶりがいいファイトコマンダー、時計が掛かる馬場とこの距離得意な シンコウシングラーを抑えます。

     ◎アドマイヤボス
     ○トウカイオーザ
     ▲ハッピールック
     △クラフトマンシップ
     注ファイトコマンダー
     注シンコウシングラー


レース結果

 2001年5回東京2日( 11月 4日) 11R  
 第39回 アルゼンチン共和国杯(GII) 
 サラ系3歳以上 2500m 芝・左  
 (混)(特指) オープン ハンデ 
 本賞金: 5800、 2300、 1500、 870、 580万円 発走 15:35 
 天候:晴  芝:稍重  
 -------------------------------------------------------------------------------------------------
 着 予 枠 馬      馬  名         性齢  重量     騎手   タイム   着差       馬体重   調教師  人気
 -------------------------------------------------------------------------------------------------
  1 ○ 5  5    トウカイオーザ   牡 4 55.0kg  蛯名正義 2:32.0        478Kg   0 松元省一  2
  2 ▲ 3  3 (市)ハッピールック   牡 3 52.0kg  岡部幸雄 2:32.4 2 1/2馬身  488Kg  +4 藤沢和雄  3
  3   1  1 (地)シングンオペラ   牡 3 49.0kg  江田照男 2:32.4 クビ     440Kg  -6 高市圭二  8
  4   7  8 (外)ダイワカーリアン  牡 8 57.0kg  柴田善臣 2:32.6 1 1/2馬身  506Kg  -4 二ノ宮敬  9
  5 ◎ 8 10    アドマイヤボス   牡 4 56.0kg  後藤浩輝 2:32.7 1/2馬身  474Kg -10 橋田満   1
  6 注 6  6    ファイトコマンダー 牡 5 56.0kg  藤田伸二 2:33.0 1 3/4馬身  462Kg -10 中尾謙太  4
  7   7  7    スエヒロコマンダー 牡 6 57.0kg  武幸四郎 2:33.3 1 3/4馬身  436Kg -12 松元茂樹  6
  8 注 4  4    シンコウシングラー 牡 6 53.0kg  田中勝春 2:33.6 2馬身    462Kg  +8 栗田博憲  5
  9   2  2 (父)メジロロンザン   牡 5 52.0kg  吉田豊  2:34.1 3馬身    478Kg  +2 大久保洋 10
 10 △ 8  9    クラフトマンシップ 牡 6 55.0kg  勝浦正樹 2:35.1 6馬身    424Kg  -6 後藤由之  7
 -------------------------------------------------------------------------------------------------
 ハロンタイム  7.3 - 11.5 - 11.3 - 12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 12.4 - 12.3
        - 12.3 - 12.4 - 12.3  
 上り  4F 49.3 - 3F 37.0 
 1コーナー  8,2(4,7)10,6(1,9)5,3  
 2コーナー  8-2,7(4,10)6,1,9,5-3  
 3コーナー  8,2,7,4(6,10)(1,5)9-3  
 4コーナー  (*8,2)7(4,10)(1,6)5,9,3  

 <払戻金> 
 単勝 05 390円 2番人気  枠連   3- 5 1,130円  4番人気
 複勝 05 150円 1番人気  馬連  03-05 1,170円  3番人気
    03 190円 3番人気  ワイド 03-05   450円  2番人気
    01 380円 8番人気      01-05   930円 12番人気
                      01-03   900円 10番人気

レース回顧

○トウカイオーザ
後方2番手を進み、向こう正面で手応えが怪しくなり蛯名騎手に気合 をつけられたが、3コーナー過ぎからエンジンが掛かると長くいい脚を使って 大外から差し切った。いつものようにズブさ見せたが、ハイペースの厳し いレースで勝ったことは評価したい。2000mでも走るが、長い距離の方が 持ち味が生かせるので良さそうだ。まだ馬体にひ弱さが残っているの で、今後成長が見込めそうだ。次走は有馬記念に向かうそうだが、まだ 一線級とでは見劣る気がする。もうワンパンチ欲しいところだ。
▲ハッピールック
道中は離れた最後方を進み、3,4コーナーで最内を回って集団に取り付く と直線で馬群を割って鋭く伸び2着を確保。ダイワカーリアンが作ったハイペース を見越して最後方に控えた岡部騎手のファインプレー。馬の末脚を信頼して 控え、それに馬が見事に応えた感じだ。これまでは馬群を割れなかった 馬が、馬群を割って伸びたところは評価に値する。まだ3歳馬、この経験 は大きいだろう。能力に馬体がついてきていないが、このあたりは 今後の成長に期待することにしょう。このところ、夏にスリリングサンデー、 レディソーサリスと好勝負した馬が活躍しているので、注意した方がいい だろう。
シングンオペラ
内々の後方を進み、直線に向き鋭く伸びたが3着まで。49キロのハンデも 見方したが、それだけではないだろう。レース展望と調教診断でも指摘 したが、馬体には迫力があるし、とても500万条件の馬とは思えない ものがある。追走が楽になる長い距離が向くタイプ。次走は条件戦なら 確勝だろう。
ダイワカーリアン
ハイペースで逃げて直線でもしぶとく粘ったが、最後は力尽きて4着まで。 追いかけたメジロロンザン、シンコウシングラー、スエヒロコマンダーがバテて大敗した だけにこの4着は好走と言っていいだろう。良く走っている。レース後の 地下道で急性心不全を起こして倒れ込み、亡くなってしまったのが 残念でならない。(色々な思い出をありがとう。ご冥福をお祈り します。 by GM)
◎アドマイヤボス
中団を進み、3コーナー過ぎから仕掛けて直線に向いたが、追い出すと 内にもたれて伸び切れずに5着敗退。昨年と同じように内にもたれた ところを見ると明らかに左回りは苦手なのだろう。馬体の左右の バランスが悪いのと前脚が少し曲がっているのが原因なのかもしれ ないがまだ言い切りたくはない。今後は右回り専門で行くそうだ。また 今回は馬体がマイナス10キロで元気がなく、前脚の捌きがぎこちなかった のが気になる材料。復調には少し時間掛かるかもしれない。昨年は G1クラスまで一気に上り詰めたが、ついに底を見せた気がする。大阪杯 でテイエムオペラオーに果敢に挑んで行った姿を早く取り戻して欲しいところだ。

次走の狙い馬 ハッピールック
ひと息入れて完全に仕上がっていない状態で、これだけ走れるのだか ら大したものだ。まだ3歳馬だが、かなりの能力を持っている。直線だ けの競馬で反動はそれほどなさそうなので、次走も期待できそうだ。 ホットシークレットに似たタイプで馬体は詰まった感じだが、長距離が向きそう なタイプ。ステイヤーズSに出走すれば面白い存在になりそうだ。




スポンサーも訪れてください。

| Home | 展望 | 調教 | 予想 | 結果 | 回顧 | 2001年結果 |