ダイタクヤマト |
更新日2001/09/10 |
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■ レース回顧 |
■ 2001年03月25日 中京 高松宮記念 8着 芝1200m 良 ◎ダイタクヤマトは、内々の5,6番手を 進み、直線で先頭集団に追いつきましたが、そこから抜け出す脚がなく馬群にのまれて 8着敗退。雨が降って馬場の悪い内側が更に悪化したので、直線に向くまでに力を使って しまった感じです。レース後に多くの騎手が内と外の馬場が違い過ぎたと証言していました。 パドックでは、馬体の張りも良く、気合乗りもいい感じでこれならと思わすデキで周回 していました。7歳馬ですが、今のところは衰えは感じられません。今後はひと息入れて、 スプリンターズSを目指すことが決まりました。昨年は16番人気で勝ちましたが、 今年は人気になるでしょうから真価を問われる一戦になりそうです。 ■ 2001年02月25日 阪神 阪急杯 1着 芝1200m 良 ○ダイタクヤマト は、2番手を進み、4コーナーでも手応え良く、直線に向いて追い出すと きっちり伸びて1着でゴール。昨年秋の好調ぶりをそのままキープしてい る印象で久々を感じさせないレースぶりでした。非常に楽な競馬でG1前 としては理想的な競馬だったと思います。パドックでは、毛づやの良さと 柔らかい踏み込みが目立っており、かなりいい状態に映りました。次走は 高松宮記念ですが、今の充実ぶりならスプリントG1連覇も夢ではないで しょう。今回の勝利で陣営も相当の自信を持っていると思います。 ■ 2000年11月19日 京都 マイルCS 4着 芝1600m 良 ▲ダイタクヤマト は、5,6番手を進み、直線に向き前に行った馬を捕らえて抜け出しました が、最後は後方で脚を溜めていた馬に差されて4着敗退。先行して直線抜け 出しましたが、ハイペースを追走してこともあり、最後はスピードが鈍りま した。それでも、前に行った馬で掲示板に載ったのはこの馬だけですから、 評価したいレースぶりです。これまでのレースからマイルでは距離が長いと 思っていましたが、本格化した今なら十分にこなせることを証明しました。 7歳馬ですが馬体はまだ若いので、来年もいい走りを見せてくれるでしょう。 ■ 2000年10月01日 阪神 スプリンターズS 1着 芝1200m やや重 ダイタクヤマトは、絶好のスタートから 楽に2番手を追走する競馬。4コーナーで仕掛けて直線入り口で逃げたユーワファル コンを交わすと一気に後続を突き放し、最後は脚が上がったが一杯に粘り切って1着 でゴール。外枠からの好スタートで一気にスピードに乗り、直線でいつのまにかセー フティーリードを奪う競馬は、父ダイタクヘリオスがマイルCSを勝った競馬を連想 させるもの。これぞ、ダイタクマジック、血はあらそえないものだ。G1馬を相手に 正攻法の競馬で勝ったのだから、フロックではないだろう。馬場が悪かったにしては、 前半33.0秒のハイペースで1分8秒6なら、勝ったダイタクヤマトを誉めるべき だ。中山1200mは2戦2勝なのも付け加えておく。中山1200mは元々先 行有利なコースでスタート後の下り坂でスピードに乗り、それをうまく持続させるこ とが条件になるが、そのお手本のような騎乗をG1の舞台で馬の力を信じてやっての けた江田照騎手のファインプレーも見逃せない。今後のレースは未定だが、G1馬と して貫禄のあるレースぶりを期待したい。父が勝ったマイルCSは、距離が合わない だけにどうか。 ■ 2000年07月02日 阪神 函館スプリントS 2着 芝1200m 良 ダイタクヤマトは、2番手に控えて折り 合いもつき、直線でタイキトレジャーに馬体を合わせて粘り込み2着を確保。 マイナス16キロと輸送減りでガレ気味だったが、良く走っている。いつもよりは 展開は楽だったが、メジロダーリングに負けなかったのだから、陣営としてもして やったりだろう。滞在競馬で馬体を戻せば、堅実な走りがまた見られるだろう。 |