ボーンキング |
更新日2001/09/10 |
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■ レース回顧 |
■ 2001年05月27日 東京 ダービー 4着 芝2400m 良 ボーンキング は、後方を進み、3コーナーから徐々に進出すると、直線でもしぶとく 伸びて4着まで追い上げました。思ったより後方を進んだので、 デザーモ騎手の考えと私の考えはズレていたようです。どちらが正解 かというと、これだけ鋭い脚を使って4着したわけですから、 デザーモ騎手の方でしょう。今回見せた差し脚があることを、 今後は考慮して予想していきたいと思います。 馬体はだいぶ絞れたというか引き締まった印象で、以前のモッサリ とした感じが薄れ、かなりの好馬体になってきました。もしかすると、 今の時点で仕上がっている同厩舎のクロフネを追い抜いて、厩舎の看板馬 になるのはこの馬なのかもしれません。今後は菊花賞を目指しますが、 距離が伸びるのはいいでしょう。最近の菊花賞はスローの切れ味勝負 が多いので、その場合どう対応するかが課題だと思います。今回見せた 差し脚が、パンパンの良馬場でどれくらいの切れ味があるのかにかかって います。まだ馬体は成長が見込めるので、秋に向けでどんな成長を見 せるか、非常に楽しみな馬です。 ■ 2001年03月04日 中山 弥生賞 2着 芝2000m 不良 ボーンキング は、2番手と先行し、4コーナーからスパートしましたが、あっさりアグネス タキオンにかわされて2着敗退。アグネスタキオンを倒すには、前々で勝負する しかないと考え実戦した武豊騎手もこの強さを見せられては脱帽でしょう。 相手が悪かったとしか言いようがありません。かわされた後も粘ったように 現時点でのこの馬の力は出し切っていると思います。パドックでは、落ち着いて 周回し、馬体の張りも良く、好印象を受けました。今後は皐月賞になりますが、 馬場が更に悪化するようなら、この馬の出番もあると思います。皐月賞、 ダービーに向け、松田国調教師がどういう調教をやってくるかも興味がある ところです。 ■ 2001年01月14日 中山 京成杯 1着 芝2000m 良 △ボーンキングは、6,7番手を進み、 直線で外に出すと力強く伸び一気に前を捕えて1着でゴール。馬場が荒れていたの で切れるという感じではなかったですが、しっかり伸びた点は底力のある証明でし ょう。まだ、馬体には良化する余地を多分に残していますが、大きいながらも柔ら かみのある馬体は、さすがにフサイチコンコルドの弟といったところでしょうか。 パドックでは、落ち着いて周回し、何より馬体を大きく見せ、非常に目立っていま した。この勝利でクラシック出走権を確保したので、ゆったりとしたローテーション が組めるのが大きいところです。今の時点では、アグネスタキオンには及びませんが、 今後の成長によっては好勝負できるものはあると思います。そのためにも、次走は 少し切れのある動きを見せて欲しいところです。 |