チアズグレイス |
更新日2001/09/10 |
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■ レース回顧 - by GrinMory - |
■ 2000年09月17日 阪神 ローズS 5着 芝2000m 良 ○チアズグレイスは、内々の2番手を積極 的に進み、直線での伸び脚がイマイチで5着に敗退。直線でも伸びてはいるが、やはり 久々のせいか鋭さに欠ける動き。馬体はプラス18キロで少し太め感はあったが、走れ ない状態ではなかったと今でも思える。元々叩き良化タイプなので、次走は上積みが ありそうだが、調教で判断しにくいタイプなので評価が難しい。中間の調教量と走って いるときの前脚の前への返りで調子を判断したい。 ■ 2000年05月21日 東京 オークス 2着 芝2400m やや重 チアズグレイスは、3番手できっちり折り 合い、直線でも伸びて2着を確保。 着差がクビのため、4コーナーでごちゃついて外をまわったのと仕掛けが少し遅れた 点が痛いところ。それでも最後の伸びは、さすがに桜花賞馬といったところか。 パドックでは、非常に落ち着いており、気合乗りも良く見せていた。調教では、 尾を振って、じゃじゃ馬ぶりを見せるが、パドックではぜんぜんそんなうるささを 見せないのだから不思議だ。意外と賢い馬なのかもしれない。また馬場が回復したのも 好走できた理由のひとつだろう。 ■ 2000年04月09日 阪神 桜花賞 1着 芝1600m 良 チアズグレイスは、好スタートから2,3 番手を先行し、直線突き放す競馬 で1着。先行し馬場のいい内を通るスムーズな競馬で4コーナーの手応えは抜群。 直線も馬場のいい内を通り、後続を見事に完封。考えられた騎乗で松永幹夫騎手の ファインプレーだ。牝馬のレースは強い。馬体重は−16キロで待望の490キロ台。 3週連続で強めに追った効果が表れ、すっきりとした腹構えは好感が持てた。調教が しっぽを振り、行儀の悪さが目に付いたが、長い前脚の捌き方は鋭かっただけに、 やはり好調だったのだろう。ただ、あの調教を強く推すのも非常に難しいことだ。 今後はオークス直行するそうだが、暖かくなるにつれ馬体も更に引き締まるので 馬体面では問題なさそうだ。ただし現時点の走法は、馬体を持て余している感がある ので、距離が伸びると苦しいかもしれない。 ■ 2000年03月04日 阪神 チューリップ賞 10着 芝1600m 不良 ◎チアズグレイスは、4コーナーで手応え良く見えたが、直線伸びず10着。 ここ3戦、目一杯の競馬をしていただけに疲れが出たか?桜花賞は人気を落とすだろうが、 絞れて出走してくれば、まだまだ見限れない。男勝りの馬体は、張りもあって良く見えた。 |