ダンツフレーム
更新日2001/09/10

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 性別 毛色  牡 鹿毛
 生まれ  1998年04月19日生
 父  ブライアンズタイム
 母  インターピレネー
 母の父  サンキリコ
 近親  
 厩舎  栗東 山内厩舎

レース回顧

2001年05月27日 東京 ダービー 1着 芝2400m 良

 ▲ダンツフレーム 中団を進み、4コーナーで外に出して追い出すと、鋭い伸びを見せて 先に抜け出したジャングルポケットに迫りましたが、最後は逆に突き 放されて2着まで。研ぎ澄まされた馬体と抜群の気合乗りで最高の 仕上がりでしたが、ジャングルポケットより長くいい脚が使えない分、 負けた感じです。ただし、予想していたよりも長くいい脚を使えて いるので、そのあたりは見直しが必要だと思っています。パドック では落ち着いて周回し、馬自身が走る気になっているというか、 かなりの内に秘めた気合を感じさせてくれました。パドックで馬を見る 目を養うのには、打って付けの馬です。ここまで来たら距離不安 とは言ってられませんから、秋は菊花賞を目指すことになるでしょう。 昨年からこの春にかけて一気に成長して伸びやかな馬体に変貌しましたが、 秋には更にもうワンランク上への成長を期待したいところです。 過去には、ホワイトストーン(セントライト記念優勝、菊花賞2着) とビワハヤヒデ(神戸新聞杯優勝、菊花賞優勝)の2頭が、 馬が変わったと思わすほどの成長を見せました。ダンツフレームも この2頭のように一気に変わる可能性がある馬であることを付け 加えておきます。

2001年04月15日 中山 皐月賞 2着 芝2000m 良

 ▲ダンツフレームは、後方を進み、 直線で馬群をうまく捌いて伸びると最後はジャングルポケットとの争いを制して 2着を確保。アグネスタキオンには迫れませんでしたが、やや太めの馬体でこれだ け走れば、高評価を与えていいでしょう。競馬センスが非常に良く、騎手に指示に すかさず反応できるのも、今後のレースで大きな武器になるはずです。次走は ダービーになりますが、1600mのNHKマイルCに出走を迷ったという経緯 もあるので、距離的にどうでしょうか。馬体を見ると確かにマイラー体形ですが、 折り合いさえつけば、今の能力からして走れない距離ではないとみています。

2001年02月24日 阪神 アーリントンC 1着 芝1600m 良

 ◎ダンツフレーム は、後方を進み、3コーナーからスパートすると直線で凄い伸びを見せ、ハナ差 かわして1着でゴール。直線で手応えが悪く見えましたが、それでも差してく るあたり、タダモノではありません。スローな流れとやや重の馬場で前残りの 苦しい競馬だっただけにハナ差でも勝てたことを評価したいと思います。 パドックでは落ち着いて周回し、馬体も少し締まってきた印象でいい感じに見え ました。完全に仕上げ切っていないので、まだ上積みが期待できると思います。 次走は皐月賞で相手は格段に強くなりますが、この馬も十分に勝負になると思い ます。好位からの競馬もできるので、展開の利が見込めるかもしれません。

2001年02月11日 京都 きさらぎ賞 2着 芝1800m 良

 ○ダンツフレーム は、中団よりやや後ろを進み、3,4コーナー中間からスパートし、直線で鋭く 伸びて抜け出すもアグネスゴールドに差されて惜しい2着。追われてからの反応の 良さ、抜かれても食い下がった脚を見るとかなりの能力を持っています。休み明け で完全に仕上げていない状態でこの走りならクラシックでも好走できそうです。 腹回りが太めに見えるのは体形で、ブライアンズタイム産駒特有のものだと思います。 パドックでは、それでも若干腹回りに余裕がありましたが、落ち着いて周回していました。 何より目立ったのは、その目つきで如何にもレースが分かっているようで、非常に 賢そうな馬だと感じました。調教時点で重めに見えた馬体が、増減なしだったのも、 馬自身がカイバを調整したのかもしれません。今後は賞金的にも皐月賞に出走で きるので、弥生賞、スプリングSを使うか分かりませんが、出走すれば当然好勝負できるでしょう。 馬体の成長がまだまだ見込めるので、一気に化ける可能性があることを付け加えて おきます。



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