ブラックホーク
更新日2001/09/10

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 性別 毛色  牡 鹿毛
 生まれ  1994年5月14日生
 父  ヌレイエフ
 母  シルヴァーレイン
 母の父  シルヴァーホーク
 近親  母の全弟 ホークスター
 厩舎  美浦 国枝厩舎

レース回顧

2001年06月03日 東京 安田記念 1着 芝1600m 良

 ブラックホーク は、内々の後方を進み、直線で外に出すとそこから一気に伸び、ゴール 寸前で先に抜け出したブレイクタイムを交わして1着でゴール。追い出 してからの伸びは、今までのブラックホークを払拭するもので、素晴ら しいものでした。タフな東京のマイルで、こんな末脚を見せたのは初め てのことだと思います。芝1200mでは、スプリンターズSを勝った ときとセントウルS2着のときに、直線一気の末脚を見せたことはあり ますが、まさかマイルでこの脚があるとは思いもしませんでした。この ところ、1200mのレースでも前に行って最後差されるケースが続い ていたので、陣営もいちかばちかの勝負だったと思います。人気はあり ませんでしたが、これがG1馬の貫禄と言わんばかりの快走でした。パ ドックでは、いつものように落ち着いて周回して、深い踏み込みと迫力 ある馬体が目立っていました。7歳馬ですが、全く衰えた印象はなく、 この調子なら秋にも大きいところを狙えるでしょう。豪脚を取り戻した G1−2勝馬の走りに注目したいと思います。

2001年03月25日 中京 高松宮記念 2着 芝1200m 良

 ○ブラックホークは、中団を進み、直線で 切れ味を見せ先に抜け出しましたが、トロットスターにゴール前で差されて惜しい2着。 自分の勝ちパターンに持ち込みましたが、最後は差されてしまいました。セントウルS でもビハインドザマスクに差されたように切れ味勝負ではどうしても見劣るということ を記憶しておきたいと思います。パドックでは、落ち着いて周回し、馬体はいつものように 腹回りが太めに見えましたが、全体的には昨年よりいい感じに映りました。7歳馬ですが 、まだまだ衰えもなく、元気なようです。今後は安田記念を目指すのか分かりませんが、 昨年大敗しているだけにどうでしょう。1200mを走り始めてから、1600mでいい 走りを見せられなくなっているのは気になる材料です。

2001年02月25日 阪神 阪急杯 2着 芝1200m 良

 ◎ブラックホーク は、内々の中団を進み、直線に向いて外に持ち出すと一気に伸びて2着を 確保。内枠で外に出すのに手間取ったのが痛かったですが、休み明けで これだけ走れば上々でしょう。調教でのいい動きから衰えはないとみてい ましたが、その通りいいレースを見せてくれました。 馬体の張りも良く、パドックでも非常に目立っていました。 次走は高松宮記念ですが、このデキならいいレースができそうです。ただ し、器用なタイプではないので乗り方が難しいことを付け加えておきます。

2000年12月16日 中京 CBC賞 2着 芝1200m 良

 注ブラックホーク は、6,7番手を進み、直線鋭く伸びて逃げたユーワファルコンを捕えましたが、 外から一気にトロットスターに差されて惜しい2着。完全に勝ちパターンでしたが、 あの脚でこられては仕方がないところです。1200mでこれだけ走れるのだから、 まだ衰えていないということだと思います。59キロでこれだけ走れれば、まだまだ 重賞戦線でやっていけるのではないでしょうか。馬体も張りがあって、まだまだ若さを保って います。来年は8歳になりますが、頑張ってもらいましょう。

2000年11月19日 京都 マイルCS 5着 芝1600m 良

 注ブラックホーク は、出遅れ気味のスタートで後方からの競馬。4コーナーで6番手まで追い 上げ直線に向きましたが、そこから伸び切れずに5着敗退。追い上げるのに 脚を使ったので、最後はいつもの切れ味を発揮できませんでした。出遅れ気 味のスタートになったのですから、福永騎手には腹を決めて、直線勝負の競 馬に徹して欲しかったというのが正直なところです。今後は来年春の安田記 念が目標になりますが、徐々に底を見せ始めているので、今のままでは苦し いかもしれません。同じ4歳のダイタクリーヴァと比べると今ひとつ成長力 が感じられないのも、少し嫌な感じがします。来年はこのイメージを打ち破 るほどの成長を見せて欲しいものです。

2000年10月01日 阪神 スプリンターズS 3着 芝1200m やや重

 ○ブラックホークは、まずまずのスター トから5番手につけて内々を進む競馬。4コーナーで下がってきた馬を捌けずに8番手まで下げて そこから必死に追い込むもアグネスワールドに競り負けて3着まで。4コーナーでバ テた馬を交わすのに手間取って勝負所で上がっていけなかったのが痛かった。これが 1枠の不利なのか、年齢によるズブさなのかは、判断が難しいところ。こういう馬場 で内々で進めると泥を被るので馬に与えるストレスは大きいのは確かだ。苦しいレー スで最後に伸びた点は評価したい。パドックでは、馬体の張り、踏み込み、気合乗り 、どれをとっても素晴らしく、このデキならと思わすもの。次走はマイルCSになる が、昨年のエアジハードほどの確たるマイラーがいない今年は十分に勝負になるだろ う。できれば、最後の切れを生かす競馬をしてもらいたい。

2000年9月10日 阪神 セントウルS 2着 芝1200m 良

 ▲ブラックホークは、後方10番手と いつもより後方を進み、直線大外を鋭く伸びて2着を確保。仕上がりは8分程度 と見ていたが、59キロを背負ってこの走りならG1連覇に向け視界良好だろう。 それくらい末の切れは目立っていた。それでも、横山騎手によると息遣いが荒く 久々の影響があったそうなのだから恐れ入った。さすがにG1馬、底力は相当なも のがある。パドックでは、相変わらず落ち着いて周回し、調教時よりもスッキリし た馬体を披露して重め感はなくなっていた。輸送で馬自身がカイバを調整したか。 次走はスプリンターズSの連覇を狙うが、馬場荒れは気にしないタイプなので、 今度は本領を発揮しそうだ。今度はもっと前での競馬になるだろう。

2000年5月14日 東京 京王杯SC 2着 芝1400m 良

 ◎ブラックホークは、持ち前のスピードで 2番手につけ直線で早めに先頭に 立つもスティンガーの強襲に合い2着まで。最近はすっかりレースぶりが安定して きて、自分のレースができるようになっている。馬体の張り、調教の動きも高松宮記念 よりも上向いており、力は出し切っている。安田記念では、距離が微妙だが大崩れする ことはないだろう。ただ勝ち切るまでの適性、切れ味はないような気がする。 雨が降って時計が掛かるレースになれば、好走する確率も増すのだが。

2000年3月26日 中京 高松宮記念 4着 芝1200m 良

 ▲ブラックホークは、5,6番手を追走し、 いつもの競馬。最後は伸びるも いつもの切れがなく4着まで。この結果は予想通りで敢えて深くは言わないが、 有馬記念のナリタトップロードがそうだったように、絶好調になり過ぎるのも競馬では 良くないのかもしれない。今回の負けで海外は白紙で京王杯SC、安田記念になる そうだ。千四の京王杯SCでは当然狙えるだろう。

2000年2月27日 阪神 阪急杯 1着 芝1200m 良

 ◎ブラックホークは、3番手から直線余裕を持って抜け出し、貫禄の1着。こんなに 楽に勝つとは、、、相手が弱かったか? 馬体は太めが伝えられていたが、−10キロ と絞れており、仕上がりは良く見えた。高松宮記念に向け、視界良好!


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