アグネスフライト
更新日2001/09/10

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 性別 毛色  牡 栗毛
 生まれ  1997年03月02日生
 父  サンデーサイレンス
 母  アグネスフローラ
 母の父  ロイヤルスキー
 近親  弟 アグネスタカオー
 厩舎  栗東 長浜厩舎

レース回顧  - by GrinMory -

2001年04月01日 阪神 大阪杯 10着 芝2000m 良

 注アグネスフライトは、後方を進み、 直線勝負に賭けましたが、いいときの伸びを見せずに10着敗退。トーホウドリーム と同じ位置取りだっただけにこの敗退で評価を下げなければなりません。前から言って いるようにサンデーサイレンス産駒がこじんまりと見えはじめると良くない傾向で まさにそれにはまってしまった感じがします。強めの調教で闘志を蘇らそうと陣営も 必死になっていますが、完全に取り戻すには時間がかかりそうです。思い切って、 春は放牧に出して全休した方がいいかもしれません。京都新聞杯、ダービーのときの 馬体の張り、気合乗りが見られるまでは、簡単には手を出さないようにします。 ダービーで見せた脅威の末脚が蘇る日を気長に待ちたいと思います。

2001年02月17日 京都 京都記念 2着 芝2200m 良

 注アグネスフライト は、中団を進み、直線で早めに抜け出しましたが、最後はマックロウの伸び脚 に屈して2着敗退。いつもより前につけての競馬になりましたが、率のない レース運びで2着を確保しました。本来ならもっと切れ味がある馬なので、2 着したと言っても、まだ本調子ではないと思います。この馬の持ち味は後方か ら一気に末脚を伸ばすことなので、京都新聞杯のようなレースの方がいいのか もしれません。陣営は自在性を求めているようですが、短所を改善するより、 長所を伸ばすことに徹した方が良いとは言えないでしょうか。サンデーサイレ ンス産駒が小さく萎縮して見え出すと良くない傾向にありますが、この馬がそ うなりかけて見えるので、まずはそれを改善しないと狙えないと思っています。 次走は、阪神大賞典か大阪杯になりますが、馬体の良化と調教での動きに注目 して見極めたいと思います。

2000年11月26日 東京 ジャパンカップ 13着 芝2400m 良

 アグネスフライト は、最後方を進み、3,4コーナーで捲くり気味に行きましたが、直線全 く伸びずに13着敗退。菊花賞の少し前あたりからダービーのときの迫力 がなくなり、今回の調教でも迫力のある動きを見せなかったので軽視しま したが、その通りになってしまいました。ダービーと同じ舞台でダービー 馬が惨敗する姿は、正直見たくはありません。パドックでは、菊花賞のと きも指摘しましたが、やはりこじんまりとした印象で、ダービーのときの 伸び伸びとした馬体、力強い踏み込みは見られませんでした。状態に問題 があるようなので、今後はゆっくり休養して、いい頃のデキを取り戻して 欲しいところです。

2000年10月22日 京都 菊花賞 5着 芝3000m 良

 △アグネスフライトは、中団を進み、3 コーナー手前から積極的に仕掛けていく競馬。大外を捲くり、4コーナーで先団に 取り付いたが、直線でいつもの切れる脚が見られずに5着敗退。河内騎手が4コーナー で先頭と公言していた通りになったが、かなり強引な競馬になった感じ。 馬の方もやはり調子がイマイチだったのか、3コーナー手前で既に手応えが怪しく なっていたのが気になるところだ。パドックでは、毛づやはいいが、馬体の張り、 前脚の捌きがいまひとつだったが、何より馬体がこじんまりしたのがかなり嫌な感じ。 サンデーサイレンス産駒の馬の場合、馬体がこじんまりと小さくまとまって見えるよ うになったときは良くないと言う印象がある。今後はジャパンカップに出走するそう だが、どこまで調子を戻せるかにかかっている。ダービーのデキになれば、間違いな く好勝負可能と思うが、現状からするとどうだろう。それとこの馬には、後方から 差す競馬の方が合うような気がする。

2000年09月24日 阪神 神戸新聞杯 2着 芝2000m 良

 △アグネスフライトは、6番手といつもより、 積極的な競馬。直線に向き一杯に追って伸びるには伸びたが、前を捕まえられずに2着まで。 中間調教を休んで決して万全ではなかったので、まずまずの走りだが、なんとなく迫力を欠い ていた印象。もう少し、スパッと切れる脚が見たかったというのが正直なところ。パドック では、筋肉質の馬体で歩様のやわらかさもあり、相変わらず目立っていた。菊花賞に向けて、 このひと叩きでどこまで動きが変わってくるかがカギになりそうだ。燃えるような気合も見せ て欲しいところ。

2000年5月28日 東京 ダービー 1着 芝2400m 良

 アグネスフライトは、好スタートを切るも最初から 控える作戦で最後方からの競馬。 向こう正面でも最後方で前のエアを徹底マーク。3コーナーからエアがスパートすると一緒に 大外をスパート。直線に向き一度はエアに離されたが、坂を上がってから一気に伸びてゴール ぎりぎりでエアをかわして1着でゴール。それにしても最後の末脚の切れは素晴らしかった。 馬自身も前をかわそうという根性も見せていた。道中が早いペースだったこともあるが、17 頭をゴボウ抜きした末脚は今後も驚異だろう。パドックでは、毛づやも良く、また後ろ脚の踏 み込みに力強さがあり、非常に目立っていた。今後は、海外に行くのか、菊花賞に向かうのか 分からないが、この末脚があれば、当然活躍できるだろう。脚に負担がかかる走法でもあるの で、無事に秋を迎えて欲しい。
 予想は前日の天気予報で夕方まで雨だったため、アグネスフライトが最後方から追い込み 切れないと考え切ってしまった。今年は天気予報が当たらないことを感じていただけに信用 した自分を責めるしかない。しかし、今年は天気に悩まされる、、、。

2000年5月6日 京都 京都新聞杯 1着 芝2000m 良

 ○アグネスフライトは、最後方からの競馬 で3コーナーから一気に追い込み 13頭ごぼう抜きで1着。母アグネスフローラの素質が開花した感があり、素晴らしい 追い込みだ。前脚の捌きも鋭く、走法もレース経験を積むごとに力強さ出てきて いる。息の長い末脚は間違いなく東京コース向きでダービーが楽しみになった。心配 なのは初輸送での馬体減だ。まだ精神面では弱いところもあるので、極端な馬体減 だけは避けたいところ。


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