ダイタクリーヴァ
更新日2001/09/10

写真募集中
 性別 毛色  牡 栗毛
 生まれ  1997年03月24日生
 父  フジキセキ
 母  スプリングネヴァー
 母の父  サクラユタカオー
 近親  母兄 ダイタクヘリオス
 厩舎  栗東 橋口厩舎

レース回顧  - by GrinMory -

2001年02月25日 中山 中山記念 3着 芝1800m 良

 ◎ダイタクリーヴァ は、スタートひと息で後方からの競馬。4コーナーで5番手まで追い上げて 直線に向きましたが、いつもの伸びが見られずに3着敗退。勝ったアメリカ ンボスに1.0秒と離されたことから、かなり悲観される内容でしたが、後 になって左前脚の骨折が判明しました。レース中に骨折した可 能性が高いということです。パドックでは、全体的に少し太くに見えました が、結局、走れないデキではないと判断しました。輸送してプラス6キロな ら太めと判断できなくもないですが、こういう場合は調教の動きの方を重視 するようにしています。復帰は早くてマイルCSということなので、ゆっく り待ちたいと思います。なんとかG1を取らせたいし、能力的にもG1を取 れる馬だと思っています。

2001年01月05日 京都 京都金杯 1着 芝1600m 良

 ◎ダイタクリーヴァは、外枠から好 スタートし4,5番手と好位につける競馬。4コーナーで3番手まで押し上げると 直線で楽に後続を突き放して1着でゴール。58キロを背負って、楽に34秒台の 脚で抜け出したところに強さを感じます。走法も重心が低くなって、だいぶ改善されてきたように 感じます。パドックでは、馬体の張りも素晴らしく見え、落ち着いて周回していま した。今後は目標の安田記念に向けてマイル路線を進むことになりますが、今の強 さを持ってすれば、そう簡単に負けないでしょう。今後も追いかけたい馬です。

2000年11月19日 京都 マイルCS 2着 芝1600m 良

 ◎ダイタクリーヴァ は、後方を進み、4コーナーで中団まで押し上げると、直線で素晴らしい瞬 発力を見せて一気に先頭に立ちましたが、アグネスデジタルの強襲に屈して 惜しい2着。レース当日、騎乗予定だった高橋亮騎手が落馬負傷したため、 急遽安藤勝騎手に乗り替わりましたが、この馬の持ち味を生かす最高の騎乗 を見せてくれました。それにしても惜しい2着で、直線で見せた瞬発力は、 間違いなくG1級のものです。ダービーで本命をつけた馬ですが、マイルで これだけ強い競馬をするのですから、適性は中距離にあるようです。休み明 けの富士Sでは、マイナス12キロと馬体が減って見栄えがしませんでした が、今回はプラス14キロでいい頃の馬体に戻っていました。今年1月のシ ンザン記念で馬体、走法、顔つきに惚れ込み、それ以来追いかけてきました が、今回2着したことで、自分の目が間違っていなかったことを証明してく れました。来年の古馬マイル路線は、ダイタクリーヴァを中心に回ることに なるでしょう。安田記念で外国産馬を蹴散らして、G1制覇することを期待 します。

2000年10月21日 東京 富士S 3着 芝1600m 良

 ◎ダイタクリーヴァ は、5,6番手を進み、直線で差す競馬。満を持して追い出すと右に左にヨレてしまった が、最後は伸びてなんとか3着を確保。以外だったのは、マイナス12キロの馬体減。 調教のときは細く見えなかったところをみると輸送で入れ込んだのかもしれない。馬体は 細く腹が巻き上がって見えたが、全体的な雰囲気はやはりいいものを持っている。顔つき もだいぶ大人びて、だいぶ名馬のそれに近づいているのが分かる。今回のレースは、大幅 な馬体減と休み明けと理由がつくので、そんなに問題視する必要はないだろう。このひと 叩きでどれくらい良化してくるか非常に楽しみだ。次走はマイルCSになるが、馬体さえ 戻せば当然好勝負になるだろう。来年のマイル路線を背負って立つ馬。大きく期待したい。

2000年5月28日 東京 ダービー 12着 芝2400m 良

 ◎ダイタクリーヴァは、内々の10番手を進み、 3、4コーナー中間でエア、 アグネスにあっさりかわされ、直線でも全く伸びずに12着敗退。道中、馬群で揉まれた こと、3コーナー過ぎで前が詰まって下げざるを得なかったこと、直線でも前が詰まった ことと不利はあったが、12着は負け過ぎではないか。というよりも、高橋亮騎手には、 もっと積極的な競馬をして欲しかったというのが正直なところ。この馬のいいところは、 4コーナーからの加速を直線で爆発させるところ。距離不安があっても、果敢に攻めの 騎乗をして欲しかった。レース直後に距離が持たないと答えたそうだが、本当に距離 なのかは疑問が残る。ただジョッキーにしか分からないものはあるのだろうが、、、、。 パドックでは実に落ち着いて周回し、馬体に張りもあり良く見えた。ただ走っている姿は、 いつもより首の使い方と前脚の出に固い印象があった。もしかすると調子落ちだった のかもしれない。今回の結果で今後の路線がどうなるかは分からないが、じっくり検討 して決めてもらいたい。まだまだ見限れないし、活躍して欲しい馬。

2000年4月16日 中山 皐月賞 2着 芝2000m やや重

 ◎ダイタクリーヴァは、4番手を進み、 4コーナーの終わりまで抑え、直線 でここぞとばかり内から伸びたが惜しくも2着。内枠のため、馬場の悪い内を終始 走ったことが最後に響いた感じで本当に惜しいレース。4コーナーで外に出せれば、 おそらく勝っていただろう。4コーナーからの加速を直線につなげるのが、この馬 の勝ちパターンで、それを出せなかったのが非常に痛い。しかしながら、勝ち馬と首差 で上位にきたほとんどが追い込み馬だったことからも、この馬の強さが証明された。 パドックでは、落ち着いて気合乗りも良く非常にいい仕上がり。エアシャカールと ほぼ同じ体重だが、こちらはパドックでは小さく見せるタイプで馬体の張りは 素晴らしい。欲を言うなら、もっと毛づやが良くなれば完璧だ。ダービーは距離が 長いと言われているが、折り合いが付くタイプなので、問題ないと考えていいだろう。 ただし、本質的には中距離タイプなだけに、厳しい流れになった場合は、苦しい 競馬になるかもしれない。好きなタイプの馬なので、今後も追いかけたい。

2000年3月19日 中山 スプリングS 1着 芝1800m 良

 ◎ダイタクリーヴァは、7番手から徐々に進出し直線入り口では2番手まで進出。それも しびれる手応えで直線に向き、高橋騎手が指示すると一気に伸びて余裕の1着。これは 強いといったレース内容で皐月賞では弥生賞の上位3頭と十分勝負になるだろう。馬体は シンザン記念のときからそれほど変わっていないが、繋ぎの柔らかさが素晴らしい。 パドック、返し馬と落ち着きが見られ、すでに気性は古馬のようだ。走法は、やや首が高い が、これは父フジキセキの走法を受け継いでいるもので、現時点では不安はない。 敢えて注文をつけるなら、もっと毛づやが良くなって欲しい。皐月賞にピカピカの馬体で出走 きれば、自信を持って推奨できる。

2000年1月9日 京都 シンザン記念 1着 芝1600m 良

 ○ダイタクリーヴァは、好走する条件を見事クリア。4コーナーで外を周り、 直線で突き抜ける強い競馬。頭がいいのか騎手のいうことをよくきく賢い馬だ。 1づつ課題をクリアしており、クラシックでも人気になるだろう。ただし、 走りに硬さが見られ、首も高いので、今後はここの改善が必須条件。改善が できれば、更に強くなるのは、間違いない。


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